さらに弾みのつくいい内容の勝利
現地2022年5月8日、エンゼルスがいい勝ち方をしましたね!
本当に好循環という言葉がぴったりと当てはまると同時に、打撃力の強さを物語る勝利でもありました。
P・サンドバル、ERA2.03
エンゼルスはこの日の勝利で19勝目を上げた訳ですが、大谷選手、ノア・シンダーガードらとともに先発ローテーションでいい結果を残しているのがこの日、先発をしたパトリック・サンドバル。非常に安定しています。
ナショナルズの先発は、エリック・フェッドでシンカー、カーブ、カット・ボールを駆使し、両コーナーを広く、激しく使ってくる投手。両コーナーを攻めすぎて、この日も5回まで5四球と荒れてはいましたが、その荒れ球が功を奏し、エンゼルス打線も苦戦。結局、2安打しか放てませんでした。
そんなフェッドを相手に、パトリック・サンドバルは6回2アウトまでマウンドに君臨。3回に四球と連打で1点を献上。6回にも連打を許し、2点目を奪われ、さらに代わったマイク・マイヤーズもタイムリーを許したことで、自責点は3となりましたが、十分にゲームメイクしたと言えるでしょう。
アンドリュー・ベラスケスがバックフリップ
パトリック・サンドバルが3回に先制点を献上した場面ですが、もしアンドリュー・ベラスケスが好プレー。バックフリップで最少失点にとどめました。
🦑 behind the back WOW!!#GoHalos | @Angels pic.twitter.com/VptIaMlvLQ
— Bally Sports West (@BallySportWest) May 8, 2022
ちなみに、アンドリュー・ベラスケスはSSでの先発出場。この場面はフアン・ソトの強い打球に備えて、2Bのタイラー・ウェイドと守備位置を入れ替え、いわゆるシフトを敷いていました。シフトは今季まではOKです。
ハイメ・バリアが8&9回をパーフェクト
エンゼルスは0-3のスコアとなった6回裏、ウォルシュ、スタッシの出塁でチャンスメイクし、マーシュが送りバント。このお膳立てに代打のジャック・メイフィールドが応えて2点タイムリー・シングルを放ち、2-3と1点差。ナショナルズに傾きそうな流れを止めました。
7回表、エンゼルスのオリバー・オルテガが3連打を許して1点を奪われ、リードは2-4と2点に拡がったものの、被害は最少限に食い止めました。
終盤、ナショナルズのカイル・フィネガン、オースティン・ボスの前に沈黙を続けたエンゼルス打線。
それでも、最終回の攻撃の流れを作ったのは、8回からリリーフしたハイメ・バリアでした。バリアはこの大事な2イニングをパーフェクトに抑える好投。これが良かったですね。
100mph右腕からサヨナラ勝利
9回裏、ナショナルズのマウンドは100mph右腕で、2019年のポストシーズンでも活躍したタナー・レイニー。
エンゼルスは総力戦で、1アウト後にルイス・レンヒーフォが四球で歩き、まずは出塁。そしてテイラー・ウォードもシングルを放ち、出塁。同点のランナーが出ました。
ここでマイク・トラウトでしたが、さすがにタナー・レイニーもギアを上げ、トラウトを三振に。
大谷、同点2塁打
2アウトとなり、大谷選手が打席に。ここでスタジアムは大いに盛り上がります。大谷選手の勝負は早かったです。2球目、スライダーを叩いた大谷選手の打球はあわやHRかという左中間のフェンスに直撃する大飛球。これでランナーの2人が還り、4-4の同点に追いつきます。2アウトからの同点打ですから、価値がありましたね!
そして最後はアンソニー・レンドンがCF前にきれいに弾き返し、大谷選手が二塁から激走!ビクター・ロブレスの100点満点の送球も間に合わず、大谷選手の足が一歩速く、エンゼルスがサヨナラ勝利をもぎ取ったのでした。
これは本当にナイス・ゲームでした。
エンゼルス、さらに弾みがつきそうです!
エンゼルス、今は勝ち星を貯め込んで行きたい時期ですね。ちなみにエンゼルスは前からとんでもない逆転勝利をすることがあり、この試合でもその遺伝子のようなものをを見せてくれたと思いました。
お読みいただき、ありがとうございました。
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