まずは楽しい話題からです。
1stピッチを日本式にしてマウンドから行うようになったMLBですが、現地2018年8月18日、意外な職業の人が素晴らしいボールを投げました!ロイヤルズ@ホワイトソックス戦に投じたのはシスター。いいボールを投げましたよ!
アスレチックス、ついに首位!
さて、ここのところよくフォーカスしているア・リーグ西地区ですが、現地2018年8月18日、アスレチックスのトレバー・ケイヒルがアストロズを相手に7回1ヒッターと好投!打線もアストロズ投手陣から2塁打を8本も集め、攻略。7-1で勝利しました。
これで74勝49敗で並び、ついに首位タイとなりました!アスレチックス、戦略が効いていますね!
アストロズ、打率急落!
ここで調子の悪いアストロズのどこが悪くなったかを分析してみました。2018年月別打率の推移を見てみますと、このような感じになります。
Month | Team Av. | AL Rank | 月別勝敗 | 月末での順位 |
Mar | .248 | 6 | 2-1 | 1 |
Apr | .256 | 6 | 18-9 | 1 |
May | .258 | 6 | 16-12 | 1 |
Jun | .275 | 1 | 19-8 | 1 |
Jul | .237 | 14 | 13-11 | 1 |
Aug | .222 | 15 | 6-8 | ? |
(2018年8月18日現在)
明らかに7月以降の打率が急落。6月との比較で考えると、天と地の差です。打線が沈黙すると調子のよかった選手までプレッシャーがかかって打てなくなりますし、ピッチャーも失点を抑えようと力んでしまい、かえって失点が増える傾向になります。まさに負の連鎖ですね。
では、何が原因でこうなったか?・・・・・こういうときは大概けが人ですよね。
アストロズの主要なけが人をまとめるとこうなります。
Name | コメント | 6月 | 7月 | 8/18まで |
ホセ・アルトゥーベ | 右膝痛。
7/25を最後に欠場中。 リターンは8/20から8/22 | 出場 | 25日まで
出場 | 不在 |
カルロス・コレア | すでに復帰済み。
6/26〜8/9まで欠場。 | 出場 | 不在 | 不在 |
ブライアン・マッキャン | 6/30のレイズ戦が最後。
右膝関節鏡手術で欠場中。 | 出場 | 不在 | 不在 |
(参考)投手
ランス・マッカラーズ・JR | 8/4のドジャース戦が最後。
右前腕の故障。 9月復帰予定。 | 出場 | 出場 | 不在 |
現地2018年8月18日現在のアストロズの主力のけが人
主力ということでキャッチャーとピッチャーも入れてみたのですが、注目して欲しいのはやはりカルロス・コレアとホセ・アルトゥーベの欠場時期。
両選手が出場してバリバリ活躍していた6月はチーム打率がリーグ1位。
ところが、7月にカルロス・コレアが欠場するとチーム打率が急落。下から2番めに。そしてアルトゥーベが欠場した7月26日から8月10日まではさらに悲惨な結果となり、8月のチーム打率はリーグ最下位に。
ちなみにカルロス・コレアは8月10日のマリナーズ戦からすでに復帰していますが、いかに二人が偉大な戦力であるかがよくわかります。二人とも機能しなけば打線の復活はあり得ないとうことですね。
ホセ・アルトゥーベは次のシリーズのマリナーズ戦から復帰予定。アスレチックスとは現シリーズであと1試合ありますが、ここでアストロズは踏ん張れるかどうか。現状はWS連覇に黄信号。アルトゥーベ復帰で盛り返せるか、注目です。
お読みいただき、ありがとうございました。
(追記です)
アルトゥーベは結局、8月20日まで欠場しました。8月21日にスタメン復帰。スタメン欠場期間(7/27〜8/20)のアストロズは8勝13敗。かなり苦戦しました。
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