NLDS 2017 Game3
シーズン101勝のアストロズに連勝され、後がなくなっているレッドソックス。
現地2017年10月8日は地元フェンウェイ・パークに戻ってのGame3です。
BOS、ダグ・フィスターが崩れる!
Game3の先発は今季5勝9敗のダグ・フィスターと今季13勝2敗のブラッド・ピーコック。ダグ・フィスターはシーズン成績は負けが先行していますが、タイガース時代から勝負強いところで力を発揮してきており、ベンチもその辺を買っての起用かと思います。
期待に応えたかったダグ・フィスターですが、残念ながら結果は真逆に。
初回、アストロズはダグ・フィスターの立ち上がりをとらえ、ヒット2本でランナーを貯めた後、カルロス・コレアに一発を打たれてしまいます。
後がないレッドソックス。初回に3点の先行を許します。ダグ・フィスターは2回持たず、3失点でマウンドを後にしました。
レッドソックスのマウンドは2回途中からジョー・ケリーが。ジョー・ケリーは2回、3回を抑え、いい流れを呼び込みます。
そして4回からはスペシャル起用のデービッド・プライスが登板。前のゲームでも投げましたが、この日は凄みがありました。
デービッド・プライスは4回から7回までの4イニングを被安打4、無失点に。これでこのゲームの流れを一気にレッドソックス側に引き寄せたと思います。
HOU、ピーコックも捕まる
ピーコックは初回こそよかったものの、2回につかまります。2本のヒットと四球で満塁とした後、キャッチャーのサンディー・レオンにタイムリーを浴び、1失点(1−3)。ただ、後続を抑えたのはよかったですね。
しかし、続く3回裏も2者連続で2アウトを獲りながらも、ミッチ・モアランドに2塁打、ヘインリー・ラミレスにタイムリーを打たれ、2失点目。ピリッとしなかったので、ここで降板となりました。
BOS、このシリーズ用の切り札デバースが機能
アストロズのマウンドに上がったのはフランシスコ・リリアーノ。スペシャルな起用に応えたかったところですが、代わりばな、20才のルーキー、ラファエル・デバース(Rafael Devers #11)に2ランHRを浴びました。これでレッドソックスが4−3と逆転。
もう少し投げてもらってもよかったと思いますが、リリアーノはこの一発で降板しました。
JBJの3ランHR
レッドソックスは7回裏、ヘインリー・ラミレスのタイムリー2塁打、ラファエル・デバースのシングル、ジャッキー・ブラッドリー・JRの3ランHRで6点を奪い、10−3とし、勝利をものにしました。
ジャッキーのHRはレディックがスタンドにトスするような形になりましたね。フェンスが低いフェンウェイ・パークだとこういうこともあり得るので、守る方は怖いところですね。
これでアストロズ2勝、レッドソックス1勝です。
Game4 はポーセロとモートン
Game4の先発はリック・ポーセロとチャーリー・モートン。今季のリック・ポーセロはアストロズ打線に結構打ち込まれています。
また、レギュラーシーズン中の対戦は少なかったのですが、レッドソックス打線はチャーリー・モートンを打っていないのも気になるところです。
レッドソックス、地元でしっかりとゲームメイクして欲しいですね。しかし、デバースはバットが届きますね!
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