ALDS Gm2 : DET 3 @ 0 CLE
現地2024年10月7日のタイガース@ガーディアンズのGm3はタイガースのタリク・スクーバル、ガーディアンズのマット・ボイドの両先発が素晴らしい投球を披露。
ただ、タリク・スクーバルの投球は圧巻の一言に尽きます。さすがALサイ・ヤング賞最有力候補という投球でした。
タリク・スクーバルが7回、3ヒッター
そのタリク・スクーバルは、ALWCのGm1でアストロズを6.0 IPで被安打4、スコアレス、BB 1、SO 6で圧倒。腰の痙攣を訴えて心配されたシーンもありましたが、この日、それはトラブルを引き起こさず、見事な投球を見せました。
スティーブン・クワン、ホセ・ラミレス、ジョシュ・ネイラー、そしてアンドレ・ヒメネスとうるさいバッターを擁するガーディアンズ打線ですが、5回1アウトまではパーフェクト投球!
初ヒットは5回裏のジョシュ・ネイラーの2塁打。この後、死球も出してピンチを作りましたが、アンドレ・ヒメネスをダブルプレーに斬って取り、このピンチを脱出。6回裏にもブライアン・ロッキオ、スティーブン・クワンの連打で1アウト1、3塁のピンチを迎えるも、デービッド・フライをダブルプレーに斬って取り、ピンチを脱出。
タリク・スクーバルは7回裏にホセ・ラミレスのターンに当たりました、1Bゴロに抑え、ホセ・ラミレスを完全に封じました。
結果、7回、被安打3、スコアレス、BB 0、HBP 1、SO 8という圧巻投球を披露。このポストシーズンは2戦とも相手を圧倒しています。すごかったですね。
ケリー・カーペンターが殊勲の3ランHR
一方、ガーディアンズ投手陣もタイガース打線をしっかりと抑え、マット・ボイドが5回途中までスコアレス投球を披露し、タイガースに流れを渡しません。
エマニュエル・クラセからの一発!
スコアレスのままゲームは9回表に。ガーディアンズは8回表に2アウト1、2塁のピンチを迎えたことからこの時点ですでにクローザーのエマニュエル・クラセを投入済み。
イニングまたぎとなったクラセは9回表も2アウトを奪います。しかし、タイガースは2アウトからジェイク・ロジャーズがシングルを放って出塁。さらにトレイ・スウィーニーも続き、「おやおや」という展開に持っていきます。ここでバッターはケリー・カーペンター。カーペンターはフルカウントまで粘り、6球目。スライダーがほぼ真ん中に来たところをしっかりと弾き返し、これが3ランHRとなり、タイガースが一気に均衡を破りました。
大守護神を打ち崩したタイガースは9回裏をボー・ブリスキーが三者凡退に抑えてゲームセット。タイガースがシリーズを1勝1敗のタイに持ち込みました。
タリク・スクーバルの登板ゲームゆえにどうしても取っておきたかったタイガース。目論見通りに1勝をマーク。しかもクラセを打ち込んでの勝利です。
Gm1のブルペン・ゲームで落としたタイガースですが、この後どう巻き返すのか面白いところです。
Gm3は現地9日、コメリカに舞台を移して行われ、ガーディアンズはアレックス・コブが先発。タイガースは未定です。ケーシー・マイズがあるでしょうか??
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