現地2018年10月14日のALCS Game2は序盤にリードを許したレッドソックスが中盤にアストロズのミスにも漬け込んで逆転。終盤に効果的な追加点で7−5で逃げ切り、シリーズ・タイとしました。上の埋め込みの通り、リリーバーが頑張りました!
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | H | E | |
HOU | 0 | 2 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 5 | 7 | 1 |
BOS | 2 | 0 | 3 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | x | 7 | 9 | 0 |
【P】
- (HOU)コール(6)→マッカラーズ(0.2)→ジェームズ(1)→ロンドン(0)→シップ(0.1)
- (BOS)プライス(4.2)→バーンズ(1.1)→ブレイジャー(1)→ポーセロ(1)→キンブレル(1)
【RUNS】
だいたいの流れを追っていくとこのような感じでした。得点のみにフォーカスしてます。
- 1裏:
- ベッツがダブルで出塁、ベニンテンディーがシングルを放ちBOS先制。(HOU 0-1 BOS)
- JD凡退で1アウト後、ボガーツの凡打をコールが1Bへ悪送球(ベニンテンディーが3rd、ボガーツが2ndへ)。ピアースがBBで満塁に。さらにデバーズがRFへシングルを放ち2点目(HOU 0-2 BOS)
- 2表:1アウト後、コレアがシングル、マルドナードがダブルで出塁し1アウト2、3塁に。スプリンガーがダブルを放ち、ランナー2人が生還し、HOUが同点に(HOU 2-2 BOS)
- 3表:1アウト後にグリエルがシングルで出塁。ホワイト凡退で2アウト1塁。M・ゴンザレスが2ランHRでHOUが2点を勝ち越し。(HOU 4-2 BOS)
- 3裏:1アウト後、ボガーツがシングル、ピアースがダブル、デバースが四球で満塁。キンスラー三振で2アウト後、JブラッドリーがLFフェンスを面白く転がるダブルで全員生還。BOSが一気に逆転(HOU 4-5 BOS)
- 7裏:BBで出たベッツがバッテリー・エラーでホームまでトリップし、待望の追加点(HOU 4-6 BOS)
- 8裏:デバーズとモアランドがシングルで出塁。ベッツがタイムリーダブルを放ちさらに追加点(HOU 4-7 BOS)
- 9表:2アウト後にスプリンガーがダブル。ワイルドピッチでの進塁とアルトゥーベのシングルでHOUが1点を返す(HOU 5-7 BOS)。しかし、最後はキンブレルがブレグマンを抑えゲームセット
動画での流れです。
PSに弱いプライス
レッドソックス先発のデービッド・プライスは、今日も失点して危ない状況をつくってしまいましたが、ボール自体はよかったと思います。シーズン中のタメが効いたフォームもよかったですし、キレもあったと思います。しかし、どうして負けゲームの雰囲気を作ってしまうのか?ほんとうによくわからない状況です。
ただ1つ言えることはプライスはPSに弱いとしか言いようがないです。
レイズ時代には2008年にALCSとWSの2試合に登板し、1勝0敗。
2010年、2011年、2013年さらにタイガース時代の2014年にALDSに登板するも5連敗。
2015年はブルージェイズでALDSで1勝1敗、ALCSで0勝1敗。
レッドソックスに移籍後の2016年のPSではALDSで0勝1敗、2017年はALDSでいいピッチングをするも勝ち星がつかず。そして今季がALDSで1敗、そして本日のALCSで勝ち星つかず。
ここまでPS19試合に登板、11試合に先発し、2勝9敗、ERA5.42。日本なら塩を盛ってお清めということになりそうです。
アストロズ先発のG・コールは今日はとにかくコントロールが悪かったと思います。甘い球が多すぎました。これは寒さが影響したかもしれません。
8回にR・ポーセロ投入
A・コーラ監督は6−4と2点リードした8回表になんとローテーションのR・ポーセロを起用。ポーセロは集中力があり、1回を2奪三振のパーフェクトに抑えます。
ほんとうはJ・ケリーを使いたかったのでしょうが、前日の故意死球でかなりマスコミに叩かれていましたから、なんとなく使うのをためらった模様。しかしGame4で投げる予定の投手をここで使うのかとも思いました。というのはエースにトラブルがあったからです。
C・セールが病院へ
C・セールが胃のトラブルで病院に搬送されたという報道がありました。Stomach illnessということで病名はわかりませんが、急性胃炎か何かでしょうか。ひょっとしたら先発も後ろも投げるよというエースにトラブルがあってはピッチャーのプランに狂いが出ます。
幸い、C・セールはGame5の登板に支障はなさそうですが、ポーセロも大事に使いたいなというふうに思います。
M・ベッツのトリップ
7回裏、四球で出塁したベッツがいかにHOMEまで生還したか、ちょっとした旅行のような感じの過程をご覧ください。
本日はM・ベッツが4-2、R・デバースが3-2、JBJことJ・ブラッドリー・Jrが4−1、3RBIと活躍。1番、5番、8番が機能するとゲーム展開は楽ですね。
1日移動日を挟み、現地2018年10月16日からHOUTONでのゲームが始まります。
お読みいただき、ありがとうございました。
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