アストロズ、地元に帰って、息を吹き返しました。
現地2017年10月20日のALCS Game6は、アストロズ先発のジャスティン・バーランダーが圧巻のピッチングを披露。ヤンキース打線を力でねじ伏せました。
とは言いつつ、先発投手にとっての試練の7回表に、危うく同点HRか!という大きな当たりをトッド・フレイジャーに放たれたのですが、距離がわずかにスタンドに届かなかったのとフェンス際の難しい当たりをジョージ・スプリンガーがナイス・キャッチしたことで大事故を防ぐことができました。
結果的にアストロズが7−1で勝ったゲームだったのですが、スコア以上にどちらに流れが傾くかわからない状況が回の深いところまで続いたいいゲームだったと言えると思います。
なんと言ってもバーランダーの力投がキーだったことは間違いないです。
序盤から見ていくと、5回表まで0−0の緊迫した投手戦でした。ヤンキースのルイス・セベリーノは5回でマウンドを降りましたが、4回まではナイスピッチングでした。ただ、5回に我慢しきれず、四球で崩れたという内容でした。
被安打3、失点3と、なんとかゲームは作ったと思います。チャド・グリーンがよく後続を抑えたと思います。
7回表のジョージ・スプリンガーのスーパープレーが出る前ですが、さすがのバーランダーも握力が怪しくなるイニングだったのではないかと思います。
先頭を四球、次打者をデッドボールで出して、危ういピンチでした。3人めを三振にしとめて、1アウトを取った後に、トッド・フレイジャーの大飛球が飛び出したという流れでした。
ここは本当に危なかったです。
バーランダーは7回を99球、被安打5、無失点、奪三振8。大一番でさすがのピッチングでしたね!
8回表にヤンキースはアーロン・ジャッジの一発で1−3と追い上げます。アストロズ、本当にリードしている気がしなかったのではないかと思います。
マウンドは先発要員のブラッド・ピーコック。今季13勝2敗の投手です。なんとしても勝ちに行くベンチの意図が見えました。打たれてはしまいましたが、よく1失点で止めたと思います。
8回裏、アストロズのナイス・ラリーがあり、7−1でアストロズの勝利です。
アストロズは3番のアルトゥーベと4番のコレアが2安打ずつ。
この二人が機能すればやはり強いですね。
Game7はヤンキースにとっては、この二人をいかに抑えるか、一方のアストロズは一度は苦しめられたサバシアを攻略し、いかに早くリードを奪うかですね。
楽しみです。 Game7はサバシアとモートンです。モートン、4回までは持ってほしいですね。
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