ビーバー、プリサックに続き、ILへ
インディアンスが厳しい事態となりました。
現地2021年6月24日、ア・リーグのハーラー・トップのアーロン・シバーリ(Aaron Civale)が右指負傷で全治4−6週間ということで、10 Day IL入りとなりました。
アーロン・シバーリは現地2021年6月24日時点で10勝2敗で、両リーグ通じてハーラー・トップの成績。シェーン・ビーバーがILに入っている中、ローテーションの中核として機能していたので、非常に痛い事態となりました。
あと1球で11勝目をフイにしてしまう
アーロン・シバーリは現時点で現地2021年6月22日にリグレーで行われたカブス戦に登板。このゲームはインディアンスが5回表を終了した段階で3-0とリード。
ところが、5回裏2アウトを奪い、エリック・ソガードを迎え3−2カウントとしたところで、トラブルが発生。あと1ストライクで11勝目の権利を得るところでしたが、降板となりました。
インディアンスはその後、ブライアン・ショーにスイッチ。それ以降も無失点リレーをキープし、このゲームは4−0のスコアで勝利しました。もったいなかったですね。
右手中指
傷めたのは右手中指。ブリスター・イシュー(マメ)かと思われましたが、指をSprainedしたということで突き指のような状態なのかどうか、詳細は不明ですが、中指に深刻なトラブルが発生したのは事実のようです。
これも、グリップ力不足で、あと一押し指に力を入れたことで発生した怪我なのかどうか。もし、そうなら前腕部にも影響してくることなので、とにかくしっかりと治してもらいたいところです。ここでも強粘着剤チェックの影響が出ているのかもしれません。ここはあくまでも筆者の推察です。
オールスターに間に合わず
復帰まで4-6週間。早ければ7月最終週にも復帰できるかもしれませんが、この状況で行くと、アーロン・シバーリのオールスターの出場はなくなったと考えてよさそうです。
ご存知の通り、MLBのオールスターは投手に関してはファン投票ではありません。出場濃厚だっただけに残念ですね。
インディアンス、スターターが全滅
今回のアーロン・シバーリのIL入りにより、インディアンスのスターター陣はご覧の通り、かなりひどい状態となっています。
- RHP シェーン・ビーバー(右肩の炎症でIL)
- RHP ザック・プリサック(右手親指の骨折)
- RHP アーロン・シバーリ(右手中指の負傷)
- LHP ローガン・アレン(ERA 9.19でトリプルAへディモート)
- RHP トリストン・マッケンジー(ERA 6.38でトリプルAへディモート)
現時点では左腕のサム・ヘンジェス(Sam Hentges)、右腕のJ.C.メヒア、カル・クアントリルらで回している状況。
プリサックの怪我
なお、ぶり返してザック・プリサックには申し訳ないのですが、彼が親指を骨折したのは、5月23日のツインズ戦で、4回途中被安打5,失点3で降板後、ロッカー・ロームでシャツを思い切り引き裂いた時に指を椅子にあて、骨折してしまったというのが原因です。この怪我の理由は、スポーツ界でのワースト理由とも言われました。
インディアンス、40勝31敗と好成績を残していますが、首位ホワイトソックスが44勝30敗で、これ以上離されたくない状況です。
お読みいただき、ありがとうございました。
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