ウィル・マイヤーズのサイクル
こんにちは。
現地2017年4月10日、パドレスのウィル・マイヤーズ(Wil Myers)がクアーズ・フィールドで行われたロッキーズ戦でサイクル・ヒットを達成しました!
実は2016シーズンにもあわや
マイヤーズは昨シーズン(2016年)6月18日のナショナルズ戦でもあわやサイクルか!という残り三塁打だけという状況でチャレンジしたことがあったのですが、この時は2塁打が2本となり、達成ならず。
最後に残ったトリプル
この日3番に入ったウィル・マイヤーズは初回の1打席目にシングル、3回の2打席目にダブル、6回の3打席目にHRとまたしてもサイクルに王手をかけます。
残りは昨シーズンと同じく3塁打のみ。
ラスト・チャンスとなる8回の最終打席は、前にランナーもいない先頭打者として打席に。もうこの時点でパドレスは4-1とリードしていましたから、あとは本人の実力と運次第という状況。
打った瞬間に加速し、サイクル完成
マイヤーズは2ストライクと追い込まれていましたが、ここで広角に打てる実力を発揮します。その前の打席も見事な逆方向へのHRでしたので、いい感覚は残っていたと思われます。
マイヤーズは3球目のスライダーをしっかりとひきつけて強振。センター寄りの左中間へボールが転がりました。下のVTRでもおわかりの通り、コース的にはスタンディング・ダブル。しかもロッキーズの内野陣は守備のうまい人ばかりですから、リレー・プレーもお手の物。
しかし、打った瞬間のマイヤーズの加速は凄かったですね。
結果、スタンディングで到達するトリプルとなり、見事にサイクル安打を達成しました。
SDPでは2015年のマット・ケンプ以来
パドレスでサイクル安打を達成したのは2015年8月14日のマット・ケンプ以来2人め。メジャー史では複数達成の選手を数えて300人強というところです。
ゲームは最終回にロッキーズがマーク・レイノルズの2ランHRで2点を返しましたが、パドレスが5-3で勝利しました。
結局トリプルが効いた
8回のマイヤーズのトリプルが効いて、犠牲フライでもぎ取った1点が大きかったですね。
この勝利でパドレスは4勝4敗とし、勝率を5割に戻しました。3位のドジャースと並んでいます。
【動画】Recap: SD 5, COL 3 (4/10/2017)
お読みいただき、ありがとうございましたm(_ _*)m
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