ドジャースの噂
現地2018年12月25日は、クリスマス休暇のせいでサイト更新ほか記者もお休みのようで表面上はまったく動きがありませんでしたね。
ただ、年内に決着を!という動きもあるかもしれませんので、要注意ですね。
さてドジャースに噂が上がっております。
LAD、タイガースのカステヤノスに照準
現地2018年12月21日にレッズとの間で行われたブロックバスター・トレードで、ヤジエル・プイーグとマット・ケンプを出したドジャース。
プイーグの穴と言ってもいいと思いますが、同じ右打者でRFを守るタイガースのニコラス・カステヤノス(Nicholas Castellanos)の獲得話が浮上してまいりました。カステヤノスは3Bも守ります。
ニコラス・カステヤノスとプイーグ
カステヤノス
ニコラス・カステヤノスは2019年3月で27才。MLSは2019年1月で5.029。今オフは調停の年。FAは2019年終了後の見込み。2010年タイガース1巡目指名でプロ入り。デビューは2013年のセプテンバーコールアップ時で21才の時。
2017年の成績が157試合出場、167安打、36ダブル、10トリプル、26HR、101RBI。打率.272、OBP.320、SLGが.490。
2018年も157試合に出場。185安打、46ダブル、5トリプル、23HR、89RBI。打率が.298、OBP.354、SLG.500。
ヤジエル・プイーグ
ヤジエル・プイーグはこの12月で28才になったばかり。MLSは2019年で5.102で、FAは2019年終了後の見込み。デビューは2013年6月。2019年オフは3度めの調停。
2018年は125試合、108安打、21ダブル、1トリプル、23HR、63RBI、打率.267、OBP.327、SLG.494。
2人ともこのオフの調停後の見込み年俸は$11.3M。
プイーグと年齢、スタッツ、年俸がほぼ同じ。ドジャース側からすれば非常にフィットする選手ゆえ、名前が上がっていると言えます。
2018年SS賞のファイナルに残りました(残念ながら受賞はならず)。
背景
ドジャースの今オフの野手補強は捕手がメイン
ドジャースの今オフの野手の最重要補強ポジションはあくまでも捕手です。
正捕手のヤズマニ・グランダールを残す気はないらしく、これはポストシーズンでの凡退の印象があまりにも悪かったせいかと思います。(もうちょっと冷静に見て欲しいなとは思います。)
よってドジャースがマーリンズのJ.T.リアルミュート獲得の有力な候補であることには変わりありません。
右打者補強も急務
しかし、野手も刷新したい事情があります。
レギュラークラスで右打者はジャスティン・ターナー(3B)、エンリケ・ヘルナンデス(2B/UTL)、クリス・テイラー(OF/UTL)のみ。デービッド・フリース(1B)もいますが、どちらかと言えばバックアップ的な位置づけです。
左バッター王国
そしてそごいのが左バッターの面々。
SSのコーリー・シーガー、OFのジョク・ビダーソン、OFのコディー・ベリンジャー、2Bのマックス・マンシー等の破壊力のある左バッターがかなり揃っております。
今のところプイーグの後のRFは26才のアンドリュー・トーレス(Andrew Toles )と22才のアレックス・ベルドゥーゴ(Alex Verdugo)の名前が上がっていますが、二人とも左打ちなんですね。ベルドゥーゴは投げるのも左です。
アンドリュー・トーレスの動画です↓。
アレックス・ベルドゥーゴの動画です↓。
どうしてプイーグを出したんだ!との疑念も残りますが、1巡目の野手と2巡目の投手を獲得しましたのでそれはそれでプロスペクトの刷新という意味では一つの目的を果たしたのだと思います。
レフティーの放出も
よって、ウィンター・ミーティングの頃から名前の上がっていた、ピダーソン、ベリンジャー、マンシーに加えて、若いトーレスとベルドゥーゴも交換要員として待機しているような状況です。
マーリンズが強気で厳しいことを言ってきそうなのでリアルミュート獲得なら誰を出すかはわかりませんが、もしそうなれば一線級の左バッターが出ていくことは間違いないかと思います。
タイガースにもレフティーを
リアルミュート同様、カステヤノス獲得の際にもタイガースにレフティーを差し出す可能性は非常に高いです。ここで右バッターを出すようなことはないと思います。
カステヤノスには他にも
なお、カステヤノスにはブレーブスも関心を抱いています。
リアルミュートの候補先
一応、リアルミュートの候補先としては、フィリーズ、ドジャース、アストロズ、ヤンキースが残っております。
レッドソックスのクローザー交渉状況
別の話題ですが、レッドソックスのクローザー状況に変化がありました。
レッドソックスはクレイグ・キンブレルとの再契約を視野に動いており、よい感触との報道もありましたが、まだキンブレル側からの良好な返事はもらえていない様子。
そこで急遽候補に上がってきたのがヤンキースからFAのデービッド・ロバートソン。
こちらは双方ともに好感触で2年か3年で話を詰めている様子です。ロバートソンが3年を望むのに対し、レッドソックスは2年でオファーしたい模様。ロバートソンは2019年4月で34才になりますので、少しでも長い方を希望している模様。
2年プラス3年目がベスティング・オプションという手もあります。
クリスマス休暇明けにバタバタっと決まりますかね?
お読みいただき、ありがとうございました。
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