日本人投手のマッチアップ
こんにちは。
ついにこの時が来ましたね。
現地2017年6月23日、NYで行われたヤンキースVSレンジャーズ戦で、田中将大投手とダルビッシュ投手のメジャー初対決が実現。
現地でも注目を集めた現役日本人投手の最高峰の投げ合いは両者譲らずの互角の投げ合いに。しびれるような投球内容を披露してくれました。
ともに上々な立ち上がり
両投手ともに初回からコンディションは万全で、完璧な立ち上がりを披露。
レベルの高い投手戦は、何かマジックを見せられているような特徴的な変化球の応酬にも思えました。
ダルビッシュ投手98mph、田中投手95mph
ともにファストボールも走っており、ダルビッシュはMAX98マイル(157km/h)近くを、田中投手も肝心な時に95マイル(152km/h)まで記録。ともに自身が持つMAXに近い数字を出していて、走るファストボールが余計に変化球を際立たせていたと思います。
しかも両投手ともに抜群のコントロール。田中将大投手の芯の外し方は芸樹的でした。
それではまず、ダルビッシュ投手のピッチングを。まるでピンポン玉を投げているかのように見える急激な曲がりのスライダーが印象的です。先日魔球として紹介させていただいたインディアンスのコーリー・クルーバーのスライダーにも負けていません。
そして田中投手です。コントロールの良さにご注目ください。
ゼロ行進となったスコアですが、両投手の成績は、以下の通り。
【田中投手】
8.0 IP / 3 hits / 0 Run / 2 BBs / 9 SO
【ダルビッシュ投手】
7.0 IP / 2 hits / 0 Run / 0 BBs / 10 SO
さて、ゲームの方ですが、両投手がマウンドを降りてから動きました。レンジャーズは9回にヒット、フォアボール、パスボールで1点を先取。
しかし、ヤンキースもその裏、ガードナーの同点弾で1-1に。さすがにボンバーズという異名を持つチームですね。
ヤンキース、サヨナラ勝ち
最後は10回に2本のヒットでチャンスをつくったヤンキースがロナルド・トレイエズのサヨナラシングルで2-1で勝ちました。
いいゲームでした。
お読みいただき、ありがとうございました。
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