カイル・ケンドリックの活躍
現地ではマンデーナイトとなった2013年6月3日は、9試合のみの開催です。
最も際立った活躍をしたのは、フィリーズのカイル・ケンドリック(Kendrick, K)だったのではないでしょうか?
ケンドリックのハッスル・プレー
地元シチズンズ・バンク・パークにマーリンズを迎えての3連戦初戦。カイル・ケンドリックは投打にわたって活躍をしました。
2シーマーのケンドリックはチェンジアップ、スライダー、カットボールと今日もボールを右に左に散らしながら、マーリンズ打線を相手に凡打の山を築きます。
3回には現在売り出し中のマーセル・オズマにタイムリーを打たれるなど2点を許しましたが、ピンチらしいピンチはこの回のみ。長打は2回表にクリス・コグランに打たれた2塁打のみ。
完投
後はランナーを背負っても、やすやすとゴロを打たせていた感があります。ゴロアウトは実に15を数えました!ケンドリックは完投で 被安打6、失点2、奪三振5、与四死球1という内容でした。
5回裏の打席では右中間に鋭い当たりを放ち、懸命に走って最後は3塁にヘッドスライディングをする3塁打で攻撃面でもチームに貢献。味方を勇気づけるプレーでした。
↓ケンドリックの活躍の模様です。
なんたる早打ち!マーリンズ打線の拙攻
若くて積極的なマーリンズですが、今日は笑えるくらいに早打ちが目立ちました。
このゲームでマーリンズ打線がカイル・ケンドリックと対した全打席数は、ヒットと四球も含めて32打席だったのに対し、3球目までに勝負にいった打席ががなんと22打席!!
【早打ち過ぎる!】(内訳)
- 初球打ち:5打席、
- 2球目:7打席、
- 3球目:10打席
ケンドリックに完投を許したわけですが、105球しか投げていませんから疲れもないはずです。
その中でも期待出来そうな選手は、マーセル・オズーナ(Ozuna)。4月末にメジャー・デビューしたばかりの22才の若手外野手ですが、ここまで31試合を経験し、ホームランは1本ながら打率が.333とシュアな打撃を披露しています。これから注目する価値のある若手です。
マーリンズ打線、もうちょっとジックリ行ってもらいたいものです。
ドミニク・ブラウンが17号でNLトップ!
今やハワードより頼りになっているドミニク・ブラウン(Brown, D)は今日も好調です。4打数3安打、2打点、1ホームランと活躍。
今日放った17号HRは当然ナ・リーグトップ。両リーグ合わせると、クリス・デービスの20号というのが光っていますが、ドミニク・ブラウンの17号は、6月3日現在のミゲル・カブレラの数字と同じです。
デルモン・ヤング(Young, D)もホームランを放っています。このままフィリーズ打線をひっぱってもたいたいところです(^^)
これでフィリーズは勝ち星でナショナルズに並びました(28勝30敗)。
ただ、ナ・リーグ東地区で勝率5割を超えているのは首位のブレーブスだけ(^_^;)
2位のナッツも28勝29敗で借金1です。まだまだブレーブス(35勝22敗)の天下が続きます。
お読みいただき、ありがとうございましたm(_ _*)m
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