MLB Awardの行方
現地2018年11月2日、MLB Tonightの面々が2018の主要アウォードについて話し合っておりました。
まず主なAwardの発表スケジュールです。
2018 Awardの予定
現地時間(ET:東部時間)→日本時間
- 11/4 :ローリングス ゴールド・グラブ賞 →日本時間 11/5 10AM
- 11/5 : →日本時間 11/6 7AM
- MVP/CY YOUNG/ROY/MOYのファイナリスト3名の発表
- MLB エグゼクティブ・オブ・ザ・イヤー(Executive of the Year)フロントの人です
- 11/7 : ウィルソン ディフェンシブ・プレーヤー・オブ・ザ・イヤー→日本時間 11/8 7AM ←追記
- 11/8 : シルバースラッガー賞 →日本時間 11/9 7AM
- 11/12 : ルーキー・オブ・ザ・イヤー( ROY) : →日本時間11/13 7AM
- 11/13 : マネージャー・オブ・ザ・イヤー(MOY):→日本時間11/14 7AM
- 11/14 : サイ・ヤング賞 : →日本時間 11/15 7AM
- 11/15 : MVP :→日本時間 11/16 7AM
- 11/20 : Designated Hitter of the Year
- 11/27: Player’s Choice 各賞=選手会のチョイスの各賞(ファイナリストは8日に発表)
- 11/半ば 旧GIBBY 現Esurance Awards (ファン投票による各賞。締切済み)
MLB Tonightの面々
デイブ・ヴァレ(左、元SEAの捕手)、ビル・リプケン(真ん中、カル・リプケンの弟)、ロバート・フローレス(右、ジャーナリスト、司会)がMVP、サイ・ヤング賞、ルーキー・オブ・ザ・イヤーについて語り合っております。
それぞれの行方について見てみます。日本時間6日に3名に絞られるのですが、現状上がっているのがこのような選手たちです。
MVP
【AL】
- ムーキー・ベッツ(BOS) : 32 HR / 1.078 OPS ←Batting Av. Champ .346
- J.D. マルチネス(BOS) : 43 HR / 1.031 OPS
- マイク・トラウト(LAA): 39 HR / 1.088 OPS ←WALK、OBP、OPS、OPS+ Champ
- アレックス・ブレグマン(HOU): 31 HR / .926 OPS
- フランシスコ・リンドーア(CLE): 38 HR / .871 OPS
- ホゼ・ラミレス(CLE) : 39 HR / .939 OPS
AL MVPは3人とも割れました。デイブはベッツ、ビルはJ.D、司会はトラウト。ここで筆者の見解は不要かと思いますが、ぜひともベッツに。
【NL】
- クリスチャン・イェリッチ(MIL): 36 HR / 1.000 OPS←OPS、AVG Champ
- ハビアー・バイエス(CHC): 111 RBI / .881 OPS
- ノーラン・アレナド(COL): 38 HR / .935 OPS
- トレバー・ストーリー(COL): 37 HR / .914 OPS
- ポール・ゴールドシュミット (ARI): 33 HR / .922 OPS
- フレディー・フリーマン(ATL): 98 RBI / .892 OPS
3人とも一致しました。筆者も同意です。
サイヤング賞
【AL】
- ブレイク・スネル(TBR): 21 Wins/1.89 ERA / 0.97 WHIP ←1st/1st/2nd
- トレバー・バウアー(CLE): 2.21 ERA / 11.3 K per 9
- クリス・セール(BOS): 2.11 ERA / 0.86 WHIP
- ジャスティン・バーランダー(HOU) : 2.52 ERA / 0.90 WHIP
- コーリー・クルーバー(CLE): 20 Wins / 2.89 ERA
- エドウィン・ディアス(SEA): 57 Sv / 15.2 K per 9
これも3人とも一致しました。筆者も同意です。
【NL】
- ジェイコブ・デグロム (NYM): 1.70 ERA / 0.91 WHIP/10 Wins/ 217.0 IP / 269K
- マックス・シャーザー(WSH) : 2.53 ERA /0.91 WHIP / 18 Wins /220.2 IP / 300K
- アーロン・ノラ(PHI): 2.37 ERA / 0.97 WHIP /17 Wins/ 212.1 IP / 224 K
- マイルズ・マイコラス(STL): 2.83 ERA /1.07 WHIP/ 18 Wins /200.2 IP
- カイル・フリーランド(COL): 2.85 ERA / 1.25 WHIP /202.1 IP
- マイク・フォルテネビッツ(ATL): 2.85 ERA/ 1.08 WHIP
これは非常に難しいというのが3人の一致した見解。デグロムのERAは驚異的だが、10勝という点でチームを優勝させるという意味ではどうかとは思うとビルは言っておりました。ちょっと納得いかないところもあるけど、デグロム。そんな感じに落ち着きました。筆者はシャーザー。
ルーキー・オブ・ザ・イヤー
【AL】
- 大谷翔平(LAA):22 HR/ .925 OPS /.285 Avg / 10 Gm 51.2 IP / 4wins / 3.31 ERA /11.0 K per 9
- ミゲル・アンドゥハー(NYY): 27 HR /.855 OPS
- グレイバー・トーレス(NYY): 24 HR / .820 OPS
- ダニエル・パルカ(CWS): 27 HR / .778 OPS
- ジョーイ・ウェンドル(TBR): .300 Avg / 16 SB
- ルー・トルビーノ(OAK): 2.92 ERA / 10.0 K per 9
3人とも大谷選手で一致。かつて見たことがないという理由から。スプリング・トレーニングの時は正直「?」がついたが、開幕後の打撃、投球・・・だってベーブ・ルースを見たことないよね?のビルの一言で落ち着いた感じに。
他サイトでは、やはり通常どおりの投打どちらかの評価基準でアンドゥハーという声もあります。中にはトーレスというサイトもあります。
投票するのは記者なのですが、厳密に数字で評価するところと、インパクトを評価するところときちんと考えた上で投票してもらいたいですね。仮に私がBBWAの記者なら、大谷選手に入れます。もちろんでしょう。数字がそもそも堂々としてます。
【NL】
- ロナルド・アクーニャ・Jr.(ATL): 26 HR / .917 OPS
- フアン・ソト(WSH): 22 HR / .923 OPS
- ブライアン・アンダーソン(MIA): .273 Avg / 65 RBI
- ウォーカー・ビューラー(LAD): 2.62 ERA / 0.96 WHIP
- ジャック・フラハーティ(STL): 3.34 ERA / 1.11 WHIP
- デレク・ロドリゲス(SFG): 2.81 ERA / 1.13 WHIP
ビューラーもすごかったが、アクーニャのインパクトを推しておりました。筆者も同意です。記者は変わった視点を好むので案外ビューラーに集まるかもしれません。
お読みいただき、ありがとうございました。
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