現地2018年10月19日のNLCS Game6 は地元に帰ったブルワーズがまさに復活。ドジャースのフリースにいきなりの先頭打者HRを許すも、すぐに逆転。その後は打線が本来のつながりを見せ、鉄壁のリリーフ陣がリードを守って7-2で勝利。シリーズ3勝3敗のタイに持ち込みました!!
【P】
- LAD: Ryu (3.0)→ユーリアス(1.0)→ウッド(1.0)→フローロ(0.2)→ファーガソン(0.1)→前田投手(1.0)→ヒル(1.0)
- MIL: マイリー(4.1)→クネイブル(1.2)→ジェフレス(1.0)→バーンズ(2.0)
【得点ログ】
- 1表(LAD): フリース抜擢が成功。先頭打者HR。(LAD 1-0 MIL)
- 1裏(MIL): ケインとブラウンが出塁後、2アウトながらアギラルがタイムリーダブルで2点(LAD 1-2 MIL)、ムスターカスもタイムリーダブルで続き3点目 (LAD 1-3 MIL)。さらにクラッツにもシングルが出てムースが2塁から生還し4得点。(LAD 1-4 MIL)
- 2裏(MIL):1アウト後にイェリッチがダブルで出塁。ブラウンが連続ダブルでイェリッチが生還。(LAD 1-5 MIL)
- 5表(LAD): 四球のドージャーを1塁に置き、フリースがこの日2打点目の二塁打(LAD 2-5 MIL) MILはここで2番手のクネイブルに交代。
- 5裏(MIL):LADは3番手でウッドが登板。満塁でクネイブルをそのまま打席に。無得点
- 7裏(MIL):LADは前田投手。先頭のアギラルがダブル。ムースが敬遠。1アウト後、アルシアの投手ゴロでそれぞれ2、3塁へ進塁。代打サンタナの時にワイルドピッチで1点(LAD 2-6 MIL)
- 8 裏(MIL):アギラルがダメ押しのタイムリー(LAD 2-7 MIL)
- 9表(LAD):MILのバーンズが2イニング目を締めゲームセット
ドジャース、フリースの1番抜擢が成功
Dodgers
- フリース 1B
- マンシー 2B
- ターナー 3B
- マチャード SS
- ベリンジャー CF
- テイラー CF
- プイーグ RF
- バーンズ C
- P
Brewers
- ケイン CF
- イェリッチ RF
- ブラウン LF
- ショー 2B
- アギラル 1B
- ムスターカス 3B
- クラッツ C
- アルシア SS
- P
スタメンが発表されてから、ドジャースの1番にフリースが抜擢されているのが話題になっておりました。調べてみると、フリースはブルワーズ先発のW・マイリーをかなり得意としており、レギュラーシーズンでは18打数7安打、1HR、4BB、打率.389と打ち込んでおりました。この相性の良さを受けて抜擢されたフリースは見事にその期待に応えました。
フリースは初回に先頭打者HRを放ち1打点、さらに5回にもランナーを一人置いてタイムリーを放ち1打点。5回途中で彼にとってのお得意様のマイリーが降板したことでフリースも退きましたが、この日は3打数2安打、2打点という成績。
一人気を吐いたという活躍でした。
マチャード、完全にヒール
予想していたことではありますが、M・マチャードの初打席に大ブーイングが起こりました。それでも三振の後、ガムを膨らませて堂々と歩く強気な姿勢はある意味すごいと思いました。以前も書きましたが、このくらいにドがつくほどの厚かましい神経は持ちたいものです。
ブルワーズ、電光石火の4得点
フリースの衝撃的な先頭打者HRで今日もドジャースの流れかと思われたのですが、この日のブルワーズ打線はつながりました。初回の4点のシーンをご覧ください。
ブルワーズ打線が改善!
NLCSに入ってからブルワーズ打線の中で当たりが止まっていたイェリッチ、ブラウン、アギラル(そうでもなかったんですけど)、ムスターカス(重症)ですが、Game6ではご覧の通り、改善しました!!
左のかたまりがGame1から5までの累積した成績、右のかたまりがGame6の成績です。 PAはPlate Appearanceの意味、SOは三振、BBは四球、IBBはIntentional BBで敬遠四球。
イェリッチにチャンスメイクの1本が生まれ、ブラウンに2本、アギラルには3本、ムースにも1本出ております。
NLCS Gm1 to 5 Cumulative Result →Game6 Results
- イェリッチ: 20-3 /.150/ 0RBI /0HR /5 SO →3Bゴロ/Doouble/SO/3Bゴロ/BB
- R・ブラウン: 21-5/ .238/ 3RBI / 1HR/ 5 SO →BB/RBI Double/SO/Single / SO
- J・アギラル: 18-4/ .222/ 1RBI / 1HR / 6 SO→RBI Double/IBB/SO/Double/RBI Single
- ムスターカス: 21-2/.095/ 0RBI/0HR/ 8SO →RBI Double/SO/SO/IBB/2Bゴロ
クネイブルまたしても好投!
ブルワーズはこの日もブルペンが機能。先発のマイリーが5回に1点を返され、なおもマンシーに四球を出したところでコーリー・クネーブルが登板しましたが、J・ターナーとM・マチャードを三振に取りこのピンチを切り抜けました。
クネーブルは6回裏にもマウンドに上がり、この日は1回2/3をパーフェクトに抑えました。流れを渡しませんでしたね。
さらにこの後を継いだジェフレス、バーンズも好投。この日のブルペンは3人でヒットレスリレーを実現。もはや神々しいです。
クネーブル、ジェフレスはこの日も登板しましたが、ブルワーズはJ・ヘイダーを温存できております。これはGame7に向けて好材料ですね。
いよいよGame7でWS行きが決定。楽しみです。週末でよかった!
お読みいただき、ありがとうございました。
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