現地2018年10月8日、アストロズ@インディアンスのALDS Game3とドジャース@ブレーブスのNLDSが行われ、アストロズとブレーブスがそれぞれLCS(League Championship)への進出を決めました。
偶然にもチーム・ロゴなどのデザインにネイティブ・アメリカン由来のものが使われているチームでした。
まずはALDSから見ていきます。
ALDS Gm3 アストロズ@インディアンス戦
インディアンスは地元で一方的なスコアでの敗戦となったのですが、途中まではよかったんです。
M・クレビンジャーはよかったのだが・・・
インディアンス先発は今季13勝のマイク・クレビンジャー。アストロズ打線に対してキャリア通算で.299でしたので、あとがない状況のGame3の先発としてはちょっと不安なものを感じていたのですが、蓋を開けてみれば杞憂でした。
M・クレビンジャーはよかったです。3回の満塁のピンチを切り抜け、味方の先制点を背景に、結局、5回1失点。G・スプリンガーに1発を浴びだけでした。
辛抱している投球が非常によく、直後の5回裏のF・リンドーアの勝ち越しの1発も呼び込む好投でした。CLE 2-1 HOU
T・バウアーが暴投2つ
2番手で登板したT・バウアーですが、7回表に致命的となるスローイング・エラーを2つおかし、逆転を許しました。この回、かなりまずかったです。
先頭にヒット→牽制悪送球で2塁進塁を許す→G・スプリンガーがシングルで1、3塁→J・アルトゥーベがSSゴロで1塁ランナーは2塁でアウト、3塁ランナーがホームインで1−1の同点。J・アルトゥーベは1塁へ→A・ブレグマンのピッチャーゴロを2塁へ悪送球してオールセーフ。ノーアウト1、2塁。→グリエル四球で満塁→M・ゴンザレスが二塁打で2人生還、2−4に。ここで交代。
T・バウアーは1回1/3を被安打4、与四球1。投球成績につかない暴投2つ。
その後、アストロズは8回に6得点、9回に1得点で計11得点。インディアンスは9回裏にワイルド・ピッチで1点を奪うも、11−3でアストロズが勝利し、2年連続でALCS進出を決めたというゲームでした。
なお、心配されたJ・アルトゥーベは見た目は元気に出場。6-2、1RBIの活躍を見せました。特に膝の悪化のニュースなどはないです。
バウアー、目論見通りに機能せず
ブルペンの不安を消すためにロングリリーフも可能なバウアーを後ろで起用したインディアンスでしたが、結果的にバウアーは3試合、0勝1敗、被安打7、失点4、自責点3、ERA6.75。2012年にブルペンに回って成功した当時ジャイアンツのリンスカムのような役割を期待したと思うのですが、うまくいきませんでした。
ではもう1カードです。
NLDS Gm4 ドジャース@ブレーブス戦
NLDSのドジャース@ブレーブス戦はここまでドジャースが2勝1敗とリード。ブレーブスは地元でなんとしてでも逆王手といきたいところでした。
K・スズキが勝ち越しタイムリー
R・アクーニャ・Jr.、O・アルビーズの1、2番コンビに変えたブレーブス。つながりは出ました。1点のリードを許したブレーブスは4回裏、2つの四球でチャンスメイク。送りバントと凡退で2アウトとなった後、PHのK・スズキがLF前にクリーンヒットを放ち2−1と逆転。
先発のM・フォルティネビッツも4回1失点と好投し、ここまではいいゲーム展開でありました。
しかし、6回表に2番手のJ・ベンターズが2点を奪われ2−3と逆転を許し、さらに7回にはこのDSでここまでいい投球をしてきたC・ソボトカがM・マチャードに3ランHRを打たれ、2-6 に。
ブレーブスは5回裏に相手エラーも絡む1アウト満塁の大チャンスがあったのですが、1本が出ず、さらに6回、7回も三者凡退に終わったので、流れを引き寄せきれませんでした。
ドジャースは6−2で勝利。見事NLCS進出を決めました。
ブレーブス、面白かった
シーズン開始前まではノーマークと目されていたブレーブスですが、今季はベテランと若手が融合!いいチームでした。毎年少しずつ進歩があり、今季はPSまで進出。来年も楽しみなチームです。
なお、満員のサントラスト・パークのトマホーク・チョップはもうちょっと見たかったです。
↓照明がLEDなんでしょう。相手のタイムの時に暗くするとはwww 計り知れない心理的圧迫をこうも大胆に使うとはブレーブス、恐れ入りました。
勇気が湧く音ですね。
最後はカーショウのかわいいお子さんです。
お読みいただき、ありがとうございました。
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