【NLDS 2018 Gm3】
久々にトマホーク・チョップの全力コールを聞いた気がします。現地2018年10月7日のドジャース@ブレーブス戦は、ブレーブスが一矢報いました!
連敗中のブレーブス・ナインをスタンドが大声援で後押ししました。
ロナルド・アクーニャがグランドスラム
先発はドジャースがウォーカー・ビューラー、ブレーブスがショーン・ニューカム。データではショーン・ニューカムはドジャースとの相性はとてもいいです。
先制したのはブレーブス。2回裏、2アウト1、2塁で8番のC・カルバーソンを迎えたところでドジャース・バッテリーは敬遠を選択。満塁になるとは言え、序盤ゆえピッチャーに代打はないということで、9番のショーン・ニューカムとの勝負を選びます。
ところがこれがW・ビューラーのルーキーたる所以でしょうか。
W・ビューラーはなんとピッチャーのS・ニューカムにストレートのフォアボールを出し、押し出しでまず1点。さらに満塁が続き、次打者はもっとも信頼のおけるR・アクーニャ・Jr。ブレーブスにとって願ったり叶ったりの状況になります。
ここでブレーブスにとってもう1つラッキーな出来事が発生。
W・ビューラーはアクーニャにもストライクが入らず、3ボールナッシングに。4球目の4シームをアクーニャは見逃しますが、これがストライク・コールに。実はこれもブレーブスにとってラッキーだった訳で、アクーニャがこのまま四球で出るより打った方がよかった訳です。
そして5球目。アクーニャは高めの4シームを強振。これが右中間スタンドに入るHRに。ブレーブスはこのグランドスラムでこの回一気に5−0とリードという展開に。アクーニャは今シリーズ、一人気を吐いていますね。
追い上げるドジャース
ブレーブスにとって最高の展開となったのですが、ここはさすがにドジャース。ジワリジワリと追い上げてきました。
まず、3回表にJ・ターナーの2点タイムリーで2−5に。S・ニューカムは3回途中、被安打1、失点2で降板。ブレーブスは2番手にK・ゴーズマンを起用するなど懸命のリレーを見せますが、5回表にC・テイラーの2ランHRとM・マンシーのソロショットで3点を奪われ、ついに5−5の同点に追いつかれます。マックス・フリードが打たれました。肩口から入るカーブは失投でした。
なお、ドジャース先発のW・ビューラーは5回を被安打2ながらもグランドスラムが効き5失点。与四球が3。
ブレーブスは6回表のマウンドにトゥーキー・トゥーサンを送り、満塁のピンチを迎えながらも無失点に切り抜けます。
F・フリーマンが勝ち越しHR
迎えた6回裏、ピンチの後にチャンスありで、先頭のフレディー・フリーマンが2番手のアレックス・ウッドのこれまた肩口から入るカーブをフルスイング。これが右中間スタンドに入り、ブレーブスはついに6−5と勝ち越しに成功。フリーマンに当たりが戻ってよかったです。
ブレーブス、若いブルペン陣がドジャースを抑える
ブレーブスは7回にチャド・ソボトカ(Chad Sobotka)が3人で抑える好投。8回はA.J.ミンター(A.J. Minter )がスコアリングポジションにランナーを置くピンチを迎えるも無得点に。9回裏は、アローディス・ビスカイーノ(Arodys Vizcaino)がノーアウトでランナーを2人ためるピンチを迎えますが、M・マンシー、M・マチャード、B・ドージャーを三者連続三振に斬って取り、見事にNLDS初勝利を上げました。
見応えがあった最後のアローディス・ビスカイーノの投球です。
カート・スズキもビスカイーノのあの暴れるようなボールをよくパスボールもせずにリードしたと思います。
ブレーブス、地元でもう1つ勝ちたいですね。
お読みいただき、ありがとうございました。
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