スポンサーリンク

【Captain!】デービッド・ライトが2年半ぶりに復帰!2018年9月29日がラスト・ゲーム(追記あり)

現地2018年9月28日、メッツのデービッド・ライト(David Wright)が2016年5月27日のドジャース戦以来、約2年半ぶりにグランドに復帰しました!

VTRでは2回打席に立っているように見えますが、At Batは1回だけです。4回裏は準備はしていたものの、ケビン・プラウェッキーがSSゴロに倒れたため一度下がりました。

5回裏になり、ピッチャーの打順で代打で登場。残念ながら初球のツーシームをひっかけ3Bゴロに終わりこの日は終了。スタンドから温かい拍手をもらい、ベンチに下がりました。

最後は29日にスタメンで

デービッド・ライトは最終戦の30日はゲームに出ないことが決まっており、したがって29日が最後のゲームになります。この日は3Bでスタメンで起用される予定で、SSにはかつて三遊間でコンビを組んでいたホゼ・レイエスが守ります。

最後のゲームをどうぞお見逃しなく!

”Captain America”

デービッド・ライトの愛称は「キャプテン・アメリカ」。3Bを守って、長打もあって、足も早く、守備もかっこいい、なおかつ正統派の男前ということで実に似合ったニックネームです。何かスポーツマンシップを感じさせる清々しいものがありました。

それこそ2000年代にメッツと言えば「デービッド・ライト」というくらいにチームの顔として人気がありました。

1982年12月20日生まれのデービッド・ライトはまだ35才。2001年のアマチュア・ドラフトでメッツから1巡目指名(全体順位34位)を受け、プロ入り。デビューは2004年の7月21日のモントリオール戦でした。

脊椎の周囲の故障

まだまだ若いデービッド・ライトが引退せざるを得なかったのは首周りの故障です。

2014年の夏にまず肩を傷め、その後は首、腰と故障に苦しみ手術とリハビリの日々。脊髄の狭窄と診断され、わかりやすく言うとお年寄りの背中が変形してしまうような退行性背部条件という脊椎や腰に痛みを発症する故障に苦しみました。当時は椎間板ヘルニアとも報道されておりましたが、もう少し症状しては重かったようです。ダイビングしたり、ヘッドスライディングしたりしたときに相手との交錯などでなったのかもしれません(これは推測です。しかしそうとしか考えられない故障です)。

それにしてももっと長く見たかった選手ですね。

キャリアハイライト

キャリア・ハイライトをコンパクトにまとめた動画が出ておりました。これは必見です。

オールスター7度、ゴールデングラブ賞2度、シルバー・スラッガー賞2度。

数字以上に印象に残る選手でした。

Standard Batting
Year Age Tm G PA AB R H HR RBI SB BA Awards
2004 21 NYM 69 283 263 41 77 14 40 6 .293
2005 22 NYM 160 657 575 99 176 27 102 17 .306 MVP-19
2006 23 NYM 154 661 582 96 181 26 116 20 .311 AS,MVP-9
2007 24 NYM 160 711 604 113 196 30 107 34 .325 AS,MVP-4,GG,SS
2008 25 NYM 160 736 626 115 189 33 124 15 .302 AS,MVP-7,GG,SS
2009 26 NYM 144 618 535 88 164 10 72 27 .307 AS
2010 27 NYM 157 670 587 87 166 29 103 19 .283 AS,MVP-24
2011 28 NYM 102 447 389 60 99 14 61 13 .254
2012 29 NYM 156 670 581 91 178 21 93 15 .306 AS,MVP-6
2013 30 NYM 112 492 430 63 132 18 58 17 .307 AS
2014 31 NYM 134 586 535 54 144 8 63 8 .269
2015 32 NYM 38 174 152 24 44 5 17 2 .289
2016 33 NYM 37 164 137 18 31 7 14 3 .226
13 Y 13 Y 13 Y 1583 6869 5996 949 1777 242 970 196 .296
162 162 162 162 703 614 97 182 25 99 20 .296
Provided by Baseball-Reference.com: View Original Table
2016年終了時点

現地2018年9月29日がLast Gameです。お見逃しなく!

【Don't Miss it】2018年で引退を表明している選手たち(追記あり)
2018で引退する選手達 現地2018年9月23日、レギュラーシーズン2018も期間としてはあと7日、ゲーム数としてはあと7ゲームほどを残す...

追記 Last Game 

現地2018年9月29日(土)に行われたデービッド・ライトのラスト・ゲームの模様です。

デービッド・ライトは3番3Bでスタメン出場。颯爽と3Bに立つ姿はやっぱりかっこいいです。

VTRはスタメンで守備につくシーンと、5回にグランドから去るシーンが納められています。

当初は初回の守備と1打席目だけで終了という予定でしたが、なんと1回裏の1打席目、マーリンズ先発のトレバー・リチャードが四球を出すハプニングが。普通は投手も投げにくいもんですね。急遽、4回裏に回ってきた第2打席まで出場。最後は5回表、デービッド・ライトが守備についてから守備交代を申告。メッツの少しでもグランドにという心遣いが見えました。

その第二打席ですが、1Bファウルフライに倒れ、これが最後の打席となりました。

デービッド・ライトの最後のゲームは延長13回裏にオースティン・ジャクソンのタイムリー2塁打が出て、メッツが1−0でサヨナラ勝ち。引退に華を添えました。

本日もお読みいただき、ありがとうございました。

コメント

スポンサーリンク

NEW

【MLB2024】大谷が”45-45”を完成!しかし、テオスカー・ヘルナンデスが負傷退場、G・ストーンもILへ
【MLB契約2024】ジャイアンツ、マット・チャップマンと来季から6年の延長契約
【MLB2024】カブスの今永、ネイト・ピアソン、ポーター・ホッジがコンバインド・ノーヒッターを達成!
【MLB2024】クリス・セールが16勝&トリプルクラウン!念願のサイ・ヤング賞に向けて加速!
【MLB2024】大谷(3盗塁)、フリーマン(2HR)が活躍!ドジャースが地区優勝を大きく手繰り寄せる勝利を上げる
【MLB2024】ドジャース@Dバックス戦のシリーズ・ファイナルに古田氏が登場
【MLB2024】タイラー・マツェック、ブレーブスに復帰へ!ポストシーズン出場資格を得る
【MLB2024】大谷、ベッツ、フリーマンの3者連続HRそしてT・エドマンの決勝打でドジャースがAZに連勝
【MLB2024】V・パスカンティーノの骨折で失速中のロイヤルズがトミー・ファム、ロビー・グロスマンらをウェーバーで獲得
【MLB2024】ブレーブスのマイケル・ハリス2世が信じられないスーパー・キャッチを披露
【MLB2024】大谷が43-43を完成させるも、ドジャースはカーショウの早期退場でブルペンが苦戦
【MLB2024】PS出場資格期限に向けたウェーバーが多数!トミー・ファム、テイラー・ロジャースらのディールが決まるか?(追記あり)
【MLB2024】今季1番のスーパー・プレー!トラビス・ジャンコウスキーがサヨナラを防ぐHRキャッチ
【MLB2024】大谷、コービン・バーンズからリード・オフHR(42号)!デコピン登場で話題独占
【MLB2024】ロイヤルズ、ついに首位ガーディアンズに並ぶ!CLEは打線が冷え冷え
【MLB2024】フィリーズのホセ・アルバラードがリストリクティッド・リスト入り
【MLB2024】史上初の1試合両チーム所属の”ダニー・ジャンセン・ゲーム”はトロントが勝利
【MLB2024】ナショナルズのプロスペクト、ディラン・クルーズがMLBデビューへ!P・スキーンズの元チームメイト
【MLB2024】ラファエル・デバース、通算200号HRに到達!またキャリアに花を添える。
【MLB2024】ダルビッシュ投手、リストリクティッド・リストからILへ!復帰へ一歩前進!(追記あり)
【MLB2024】大谷、サヨナラ・グランドスラムで40-40を完成!!
【MLB2024】マリナーズ、スコット・サービス監督を解任(追記)
【MLB2024】ジョーイ・ボットが引退を表明!キャリア通算のOBPは驚異の.409!
【MLB2024】カブス、クローザー・ロールのヘクター・ネリスをリリースへ(追記あり)
【MLB2024】死球で退場したオースティン・ライリーは右手首骨折と判明。ブレーブスはジオ・ウルシェラを補強!
【MLB2024】ブレント・ハニーウェル・Jr.がDFAに。ドジャースの予想外の決断はどう出る?(追記あり)
【MLB2024】ジェイコブ・デグロム、今季中の復帰に向け、マイナーでのリハビリ登板へ
【MLB2024】レッドソックス、T・カサスの復帰に伴い、ドミニク・スミスをDFAに
【MLB2024】サイクル安打を放ったフィリーズの29才のルーキー、ウェストン・ウィルソンとは?
【MLB2024】右股関節の炎症から復帰したウォーカー・ビューラー、本調子にはほど遠く
タイトルとURLをコピーしました