NLDS Gm4: PHI 1 @ 4 NYM
現地2024年10月9日、リーグ勝率2位のフィリーズとワイルドカードから勝ち残ったメッツとのNLDSは、フィリーズが先制するも、メッツは6回にフランシスコ・リンドーアの逆転グランドスラムで勝利。見事にNLCS進出を決めました。
ホセ・キンタナが丁寧な投球
Gm4の先発はフィリーズがシーズン前半は勝ちに勝ちまくり、早いうちからサイ・ヤング賞候補か?と騒がれたレンジャー・スアレス。メッツはホセ・キンタナのサウスポー同士のマッチアップに。
ホセ・キンタナは序盤3イニングをフィリーズにほぼノーチャンスの投球を見せ、いい流れを作ります。しかし、先制点を許したのはホセ・キンタナで4回表に四球、二塁打、そしてマーク・ヴィエントスのエラーで先制を許してしまいます。
しかし、キンタナは5イニングを投げてピンチらしいピンチはこの場面だけ。被安打2、SO 6をマークし、フィリーズ打線を追い込んで行きました。
フィリーズはまたもブルペンが崩れる
ゲームは序盤からメッツが押し気味。レンジャー・スアレスでなければおそらく大量失点したであろうというくらいにメッツが猛攻をかけるも、あと1本が出ずに中盤へ。レンジャー・スアレスは4.1 IPでBB 4。このBB 4にかなりの苦心が見受けられます。そしてSOは8。肝心なところで三振を奪って行ったのもわかる投球でした。
そして迎えた6回裏、5回途中からマウンドに上がったフリーズ2番手のジェフ・ホフマンが乱れ、このチャンスをメッツがものにしました。
メッツはまずは先頭のJ.D.マルチネスがシングル。さらに2つのワイルド・ピッチと四死球でノーアウト満塁のチャンスを作ります。ここでフランシスコ・アルバレスは凡退してしまいますが、この場面で打てつけのフランシスコ・リンドーアが打席に。
フリーズは堪らず、ここでカルロス・エステベスを投入。これはもうベストな選択だったと思います。ゲームの肝心要の場面でしたから。
100mphで押していたカルロス・エステベスでしたが、4球目、やや外よりの4シームをリンドーアがCFへ弾き返し、これがグランドスラムに。リンドーアは2球目の空振りでどうやらアジャストした模様。一発で捉えたのはすごかったですね。
もはやお通夜状態になったフリーズに反撃の力はなく、メッツがこのまま4-1で逃げ切り、見事にNLCS進出を決めました。
メッツはドジャースにせよ、パドレスにせよ、NLCSではカリフォルニアに向かうことになりました。NLCSでもこの試合巧者ぶりはつづくか??見ものですね。
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