NLDS Gm3: LAD 5 @ 6 SDP
現地2024年10月8日のドジャース@パドレスのゲームは壮絶なゲームとなりました。これぞ、まさにプレーオフ!という一戦に。
壮絶なゲームはウォーカー・ビューラーとマイケル・キングの投げ合いで始まりました。
先制はドジャース
Gm2で大敗したドジャースはその悪い雰囲気を切り裂くようにまずはムーキー・ベッツが1回表の第1打席でソロHRを放ち、1点を先制。その前の大谷選手は膝下へのスライダーで三振に倒れていました。
1回裏、立ち上がりに失点の多いウォーカー・ビューラーですが、この日はCFのトミー・エドマンの好守もあり三者凡退に。
パドレスが2回に6得点
初回を無難に切り抜けたビューラーでしたが、2回裏に掴まりました。
マチャードのサイド・ステップ
パドレスはまず先頭のマニー・マチャードがCF前にシングルを放って出塁。つづくジャクソン・メリルは1Bゴロでフレディー・フリーマンがダブルプレーに仕留めるかと思われたのですが、送球がマニー・マチャードに当たり、ボールが転々とする間にマチャードは3塁に達し、ノーアウト1、3塁のチャンスを作ります。
これはVTRで見るとマチャードが内側に走り込んで送球の間に体を入れました。足が芝生に入っています。フリーマンは試合後、何度も見たが、同じことをするだろうとこのプレーに関しては批判をすることはありませんでした。
"You cannot review interference or obstruction. Once it wasn't called, they couldn't do it."
— FOX Sports: MLB (@MLBONFOX) October 9, 2024
The crew breaks down the play from the 2nd inning when Manny Machado got hit by the ball on the throw to second base from Freddie Freeman pic.twitter.com/8VImcWdavl
しかし、これが大量点のきっかけとなったのは確かです。この後のボガーツのSSゴロをミゲル・ロハスが2Bカバーのギャビン・ラックスにトスせずにオール・セーフにしてしまったのは判断ミスでした。パドレスがどういうサインを出していたのか不明ですが、1塁走者のメリルの到達が予想より早かったのはロハスの計算違いだったかもしれません。この間にマチャードが生還し、パドレスが同点に。
この後、パドレスはデービッド・ペラルタの2点タイムリー・ダブル、さらにヒガシオカの犠牲フライで1点を追加。これでスコアは1-4。そして仕上げは2アウトからのタティス・Jr.の2ランHR。
パドレスがこの回、一気に6点を上げ、ゲームは一方的な展開になるのかと思いました。
なお、ビューラーは5回まで投げましたが、乱れたのは2回裏のみ。トラブルもあり、悔しい6失点となりました。
テオスカー・ヘルナンデスがGSで応酬!
5点をリードされたドジャースは直後の3回表にすぐに反撃。
ミゲル・ロハス、大谷選手、ムーキー・ベッツが三者連続シングルを放ってノーアウト満塁のチャンスを作ります。ここでフリーマンの打席でしたが、LFライナーに倒れて1アウト。しかし、ドジャースにはテオスカー・ヘルナンデスがおります。そのテオスカー・ヘルナンデスは2球で追い込まれますが、5球目のスライダーを強振。これがCFバックスクリーンに入るHRに。
6点を奪われたらグランドスラムで応酬するという凄まじい展開でゲームは5-6の1点差に。
両軍のブルペンが完璧投球!
序盤に荒れたゲームでどうなるのか?と思いきや、なんと両軍のブルペンが完璧な投球を見せました。
パドレス投手陣は6回から4人で繋いでBBなしの被安打がたったの1。さらにドジャースのブルペンも6回からは3人で繋いでBBなしのパーフェクト投球となりました。
このリレーはすごかったですね。
ゲームはこのまま6-5のスコアでパドレスが勝利。NLCSへ王手をかけました。
ドジャースはやはり先発次第ということになりますが、Gm4はなんとオープナーです。怪我人が多いので仕方ありませんね。ライアン・ブレイジャーが先発。レッドソックス・ファンがよく知るブレイジャーでないことを祈ります。そしてパドレスはGm1で登板のディラン・シーズ。リベンジに燃えていることでしょう。
大谷選手の初プレーオフがどこまでつづくのか??
お読みいただき、ありがとうございました。
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