大谷デー!
現地2024年8月28日、ドジャースはALイーストで首位争いをしているオリオールズとのGm2。前日のGm1はジャック・フラハーティーの登板ゲームを落としてしまったドジャース。この日は盛り返したいところ。
そのゲーム前ですが、ドジャー・スタジアムはとんでもない光景になりました。
大谷のボブルヘッド目当てに長蛇の列
MLBではGiveawayという当日、冠スポンサーがついて記念品を渡すイベントがよく開催されています。NPBでもかなりお馴染みになった光景ですね。この日はちょっと特別でした。そう、大谷選手のボブルヘッド人形がもらえる日だったのです。
Fans in LA started getting in line for Shohei Ohtani's bobblehead giveaway over 7 hours before the game's scheduled start time 🤯 pic.twitter.com/MsO7vPGbfW
— MLB (@MLB) August 28, 2024
しかも、相棒デコピンもセットになったもの。非常にレアで好奇心をそそるものゆえドジャー・スタジアムは長蛇の列。こういうボブルヘッドのGiveawayはかなり大量に配られるのですが、この日は最初の4万人のみがもらえるということで、長蛇の列になったのでした。ドジャー・スタジアムはフルで5万6千人も入りますからもらえない可能性もあったのです。
中にはゴールドを当てた人もいるようですが、デコピンのハチワレ具合がきちんと表現されたスタンダード・モデルの方が良いですね。
SECURED. pic.twitter.com/pzdcen38Sb
— Olivia Garvey (@OliviaNBCLA) August 28, 2024
ちなみに今後のイベントはこちらを。9/21のロッキーズ戦はShohei Ohtani Shirtがもらえるようです。
https://www.mlb.com/dodgers/tickets/promotions/2024
大谷選手とデコピンにフォーカスしたイベント日だったということでゲーム前にさらなるサプライズがありました。
デコピンがファースト・ピッチ
もう散々、拡散されていますが、今後のためにも記しておきたい。あまりにも可愛すぎたファースト・ピッチ。
大谷選手の愛犬、デコピン君(現地名:Decoy)がマウントに上がり、ファースト・ピッチを行いました。終わったあと、ちょっと逃げようとしていましたが、あのまま突っ走ってフィールドを駆け巡ってくれても面白かったですね。
Decoy and Shohei with the cutest first pitch you've ever seen. 😭 pic.twitter.com/fEoFRxMOH4
— Los Angeles Dodgers (@Dodgers) August 29, 2024
デコピン君はかなりトレーニングしてきたのでしょうね。ドッグ・トレーナーの人は陰でガッツポーズしていたかもしれません。もしくは奥様が教えたのでしょうか??
The Dodgers beat the Orioles 6-4 and improve to 79-54 on the season.
— Dodgers Nation (@DodgersNation) August 29, 2024
Shohei Ohtani homered on his bobblehead night along with Teoscar Hernandez, Decoy threw out the first pitch and fans left happy after arriving to Dodger Stadium at 10 AM.
HISTORY 🔥 pic.twitter.com/yiqJIyzzfi
リードオフの42号HR!
さて、ゲームの方でも大谷選手は目立ちました。
相手オリオールズの先発はコービン・バーンズ。2021年にサイ・ヤング賞とERAタイトルを獲った右腕で、今季もすでに12勝をマーク。2023年までブルワーズのエースでしたから、ドジャースとしては過去に対戦もあります。
1回裏、リードオフで打席に立った大谷選手は1-2カウントからの外に抜かれたボールに対応。チェンジアップか?と思ったのですが、どうやら外からのスライダーだったようです。大谷選手は体勢を崩されながらもRFスタンドに放り込み、先制のリードオフHRとなりました。
ビューラー、またも立ち上がりに失点
ドジャース先発はウォーカー・ビューラー。トミー・ジョン手術から復帰したものの、右股関節を傷めてIL入り。8月14日に復帰してこの日は3度目の登板でしたが、やはり序盤に失点しました。
1回表は三者凡退に抑えたものの、2回表に1アウトから3Bのマックス・マンシーのスローイングがエラーがあって出塁を許し、つづくセドリック・マリンズからは記録上は三振を奪ったものの、ワイルドピッチで振り逃げを許してしまい、1アウト1、2塁。本来ならここで踏ん張りの効く投手なのですが、まだ本調子でないと見え、このあとはラモン・ウリアスのタイムリー二塁打などで3失点。スコア1-3と逆転されます。
大谷、2安打目+盗塁
しかし、ドジャースは3回裏に、キケ・ヘルナンデスがオリオールズ3Bのラモン・ウリアスのスローイング・エラーで出塁。さらに、大谷選手のこの日2安打目となるシングルでチャンスと拡げ、ムーキーのタイムリーで生還してキケが生還し2-3。
このあと、ギャビン・ラックスの打席で大谷選手とムーキーがダブル・スチールに成功。大谷選手の盗塁数はこれで42。HR数と並びました。
さらにテオスカー・ヘルナンデスの3ランHRでドジャースはこの回、4得点を上げて5-3と逆転。
その後、両チームともに1点ずつを奪い、6-4でドジャースがリードして終盤へ。
コペックが締める!
オリオールズのコービン・バーンズは5イニングを投げ、6失点とこの日はゲームメイク出来ず。一方のドジャースのウォーカー・ビューラーは4.2イニングまで投げるも、94球を投げ勝利投手の権利目前で降板となりました。被安打5、失点4、ER 2。ビューラーは次の登板に期待しましょう。
オリオールズはバーンズ降板後、キーガン・エイキン、グレゴリー・ソトの左腕コンビが好投。8回はクレイグ・キンブレルが登板し、3人でパーフェクト・リレー。
一方のドジャースもビューラー降板後、アンソニー・バンダ、ライアン・ブレイジャー、アレックス・ベシア、エバン・フィリップスとつなぎ2番手以降はスコアレス・リレー。ライアン・ブレイジャーに至ってはレッドソックス時代にそんないいボールを投げていたかというくらいにスピンレートの高い伸びるのあるボールを投げ込んでおりました。
最後はマイケル・コペックが登板。1イニングを2三振、スコアレスで締めゲームセット。
ドジャースが6-4でGm2を取りました。
この日はパドレスがカージナルスに4-3で敗れ、Dバックスがメッツを8-5で下しました。3チームのゲーム差はご覧の通り。
# | Club | W-L | GB |
---|---|---|---|
1 | LAD | 79-54 | – |
2 | AZ | 76-57 | 3.0 |
3 | SDP | 76-59 | 4.0 |
ドジャースは連勝と行きたいところです。
お読みいただき、ありがとうございました。
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