勝率.500となったメッツが投手を補強
現地2024年7月9日、メッツとレイズの間でトレードが成立。レイズのフィル・メイトン(Phil Maton)がメッツへ移籍することとなりました。
フィル・メイトンは2023年までアストロズのリリーバーとして活躍。今季からレイズで投げていました。メッツはここに来て勝率が.500に。まだまだポストシーズンも狙える位置だけにここは一旦は補強を行っております。
トレード概要
このトレードは現時点で名前が明るみになっているのはフィル・メイトンだけ。後日にディールがコンプリートされる見込みです。
メッツGet
- フィル・メイトン(Phil Maton/31)RHP/リリーバー
レイズGet
- PTBNL (Player to be named later)
- キャッシュ・コンシダレーション
フィル・メイトンの契約
フィル・メイトンは2023年オフにアストロズからFAとなり、現地2024年2月5日にレイズと1年契約でサイン。契約内容は以下の通り。
- 1年/$6.5M (2024) 保証+ 2025 オプション
- 2024: $6.25M
- 2025 $7.75M クラブ・オプション ($0.25M バイアウト)
現時点で今季のサラリー$6.25Mのうち、いくらまでをメッツが負担するのかは明らかになっていませんが、おそらくかなりの部分であることは間違いありません。後日指名の選手がまだ決まってないので、その選手の期待度によって額が変わるのかもしれないですね。
2024年のフィル・メイトン
今季のフィル・メイトンは現時点ですでに40試合に登板。35.1イニングを投げ、ERAは4.58。SO9は7.6でBB9は4.6。きびしい場面での登板が多いゆえ四球はそれなりに出します。その点は考慮してあげる必要がありそうですね。
2021年前半はクリーブランドに在籍し、2021年後半にアストロズに移籍。2021年から2023年まで3年間で3年連続で60試合以上に登板。とにかく、ベンチにとってありがたい投手でもあります。
ロスターの動き
メッツはフィル・メイトンのロスター枠を開けるため、左腕のジョーイ・ルケイシーをDFAとしました。ルケイシーは1週間以内に次の動きがあります。
また、レイズはフィル・メイトンの抜けた穴をカバーするため、 27才右腕のマニュエル・ロドリゲスをコールアップしています。
このトレード・デッドラインでメッツはどう動くのか?一旦は補強に走りましたが、あと2週間の勝率にかかっているとお漏れます。メッツがトレード・デッドラインで「売りか買い」のどちらに走るのかも注目ですね。
お読みいただき、ありがとうございました。
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