現地2024年8月16から18日に実施
現地2024年4月25日、MLBは2024シーズンにプレーヤーズ・ウィークエンドを開催すると発表しました。過去はリトルリーグ・クラシックに近い日付で独特なユニフォームで行われ、選手個別のニックネームを背中にあしらっての開催で、非常に人気がありました。
A new version of #PlayersWeekend is coming!
— MLB (@MLB) April 25, 2024
From August 16-18, a reimagined Players’ Weekend will celebrate player personalities, charitable efforts, and the people who helped them become a Major Leaguer. pic.twitter.com/QSlKgqcB81
過去の開催模様
プレーヤーズ・ウィークエンドは過去2017年から2019年まで開催。2017年と2018年は特に好評でした。リトルリーグ・クラシックに併せたかわいい色使いのデザインに、選手個人のニックネーム。
例えば、一部だけ紹介しますと・・・
- 大谷選手(LAA): ”SHOWTIME”
- マイク・トラウト (LAA) : “Kiiiiid” (2017) , “A. COX” (2018)
- チャーリー・モートン(HOU):”GROUND CHUCK “(2018)
- ゴロを打たせるのが多いから。かっこいいなと思いました。
- ラファエル・デバース(BOS): CARITA”(2018)
など。
中でも印象的だったのが2018年当時、Dバックスに在籍していた右腕のブラッド・ボックスバーガー。絵文字でした。
Brad Boxburger has the best MLB Players Weekend jersey pic.twitter.com/xJDQzPBkjA
— Brody Logan (@BrodyLogan) August 9, 2018
このプレーヤーズ・ウィークエンドでイベンㇳ自体は喜ばれたものの、ブーイングが多かったのが2019年の斬新過ぎるユニフォーム。これは不評でしたね。
この当時の目的は選手個人のことをもっと知ってもらおうという意図があり、ニックネーム採用もその一貫でした。ただ、当時ユニフォームのサプライヤーであったマジェスティックはカスタマイズが過ぎて大変だったと思います。そのプレーヤーズ・ウィークエンドも2020年のコロナ・パンデミックで中止になり、回復以降も開催されておりませんでした。
2024年はニックネームジャージなし
そして復活する今季のプレーヤーズ・ウィークエンドですが、残念ながら過去3度採用されたニックネーム付きユニフォームは使用されないようです。
CAPはイベント用
その代わりに、選手はユニフォームナンバーがサイドに表示された「若々しいデザイン」のキャップをかぶり、カスタマイズされたバットの使用が許可される見込みです。
今回のテーマ
今回のテーマは「MLB選手の興味、バックストーリー、そして彼らにとって重要な慈善活動を称えるプラットフォームを提供する」ということで、ご覧の日程で日毎に違うテーマを掲げ、開催される見込みです。
- FUN(8月16日 金曜日): 選手のパーソナリティ、交友関係、フィールド外での興味など、楽しい側面が紹介される。
- CAUSES(8月17日 土曜日): 選手にとって重要な慈善活動や地域社会の取り組みに焦点を当てる。
- APPRECIATION(8月18日 日曜日): 選手がメジャーリーグへの道を歩む上でお世話になった人々を称える。
1日目はFUN(楽しさ)について。2日はCAUSES。CAUSESですぐに浮かぶのは「原因」という意味ですが、ここでは選手が頑張る理由などの意味で「動機」と捉える方が良さそうです。慈善活動でプロで野球をやる理由を選手はそれぞれ問うているはずで、その一つの行動の形が慈善活動ということが言えそうです。3日目は分かりやすいですね、お世話になった人への感謝です。
楽しみは楽しみですね。
8/16-18のカード
なお、プレーヤーズ・ウィークエンドのカードはご覧の通り。
- TOR @ CHC
- KC @ CIN
- SEA @ PIT
- WSH @ PHI
- NYY @ DET
- AZ @ TB
- BOS @ BAL
- MIA @ NYM
- MIN @ TEX
- LAD @ STL
- SD @ COL
- ATL @ LAA
そして NYY @ DET のGame3 (8/18)は、リトルリーグ・クラシックでウィリアムズ・ポートでの開催となります。
お読みいただき、ありがとうございました。
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