2024年にCFとして本格稼働
現地2024年4月8日、ボストン・レッドソックスは今季からCFを任せているセダン・ラファエラ(Ceddanne Rafaela)と延長契約で合意。本格稼働となったのは今季からなのですが、レッドソックスはスプリント型CFを早速囲い込むことにしました。
契約内容
セダン・ラファエラは2023年8月28日にMLBデビュー。2024年1月の時点でMLSがまだ0.035なのですが、レッドソックスはディフェンス面、攻守にわたるスプリント面を高く評価。延長契約を結ぶことにしました。
- 8年/$50M(2024-2031)
FA取得+2年
延長契約は2031年までとなっており、スタートは今季から。上述の通り、MLSはまだ0.035ゆえに今季終了で1.035となることから調停資格は2026年終了後ですが、おそらくスーパー2適用となるので2025年終了後に調停資格を得ることに。そして2029年終了でMLSが6.000を超えてくるので、この契約でFA資格を越して+2年まではコントロール下に置くことになります。
レッドソックスは右腕のブライアン・ベイヨーとも6年/ $55M(2024-29)+2030 オプションで延長契約を結んでおり、これで若い選手との延長契約は今季で2人め。
雰囲気はある
セダン・ラファエラはムーキーをお手本にしており、打撃フォームはそっくりです。そのムーキーばりの構えだけではなく、打席に入ると足もあることから何かやってくれそうな雰囲気は持っています。
現地2024年4月8日時点では10試合に出場して、30-7、打率.233、OBP .286、SLG .400。これからどう精度を上げていくかが課題で、三振が多く、MLB平均22.7%に対して25.7%を記録。
ムーキーの場合、マイナーで打ちまくってMLBに昇格。ファースト・イヤーにおいても.368という高いOBPを上げていたことから、OBPの上昇から取り組んでもらえたらというところです。エクステンションはちょっと時期尚早では?とも思いますが、クラブ幹部やスカウトはムーキーの若い頃を見ているのかもしれません。
あとは守備で4月6日のエンゼルス戦で凡ミスもありましたから、のびのびやりつつも確実性も上げてもらいたいですね。左の好打者の多いレッドソックスにおいて右打席でしかも足もあるラファエラは貴重な存在。彼が期待通り伸びてくれればと思います。このアスレチックス戦でのリーピング・キャッチもクラブ幹部のハートを掴んだのかもしれません。
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