現地2018年9月16日、連敗していたロッキーズに光明が差し、再びナ・リーグ西地区首位に躍り出ました!
17日からのドジャースとの直接対決3連戦に向け、AT&Tパークでのジャイアンツ3連戦に臨んでいたロッキーズですが、Game1、Game2といずれも敗退。しかも2連続完封というチームの勢いを落としかねない悪い内容での敗戦。
16日のGame3は打線が湿っているなか、今季4勝6敗(ゲーム前の数字)のアントニオ・センザテラ(Antonio Senzatela)の先発だったので3連敗濃厚かと思っていたのですが、やはりゲームは蓋を開けてみるまでわかりませんね。
そのアントニオ・センザテラが投打にわたる活躍でロッキーズを再び首位に返り咲かせました!
先発センザテラのバットで先制!
ロッキーズは2回表、1アウト満塁のチャンスをつくったものの、打順は投手のアントニオ・センザテラ。久しぶりの得点チャンスにピッチャーが打席とは「これはついていない」とベンチも思ったでしょうが、序盤ですし早々に先発を代えられないということでそのまま打席に送りました。これが結果的に奏功。
センザテラはジャイアンツ先発のデレク・ロドリゲスから2ストライクを奪われながらも応戦。まっすぐしか狙っていないとわかったバッテリーは2−2からカットボールを選択。
いいコースに決まっていたのですが、やや高かったでしょうか。センザテラがこれにうまく順応してレフト前のクリーンヒット。ランナー2人が還って2-0と先制しました。
20イニング続いていた打線の沈黙を破ったのは投手のバットでした。
ロッキーズは直後にルメイユの犠牲フライでもう1点を追加し、3-0とリード。
投げても好調!
アントニオ・センザテラは先発としての役割も見事にこなしました。5回を被安打5、失点1、与四球2、奪三振5でゲームメイク。
ブルペン陣も1点は許したものの好投し、最後は守護神のウェイド・デービスが40セーブ目となる好救援で締め、3-2の僅差で勝利しました。
この日、ドジャースがカージナルスに0−5で敗れたため、ロッキーズは再び首位に返り咲きです。
ロッキーズ打線は6回にシングルの連打が出たものの、3回以降は4安打で無得点。やっぱりヒッターズ・パークのクアーズ・フィールドかどうかで大きな影響があるのかなと思ってしまいました。
次は運命のドジャース戦。ロードです。この3連戦で優勝の行方が決まりそうですね。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。
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