現地2018年9月15日、クリーブランド・インディアンスがデトロイト・タイガース相手に15−0で勝利。3年連続ア・リーグ中地区制覇となりました!
Congratulations!
インディアンスはこの日の勝利で83勝65敗。勝利数では東地区のレッドソックスの102勝には及びませんが、2位以下が借金を抱えている状況のため、レッドソックスよりも早くペナント制覇を決めました。
安定したローテーション
インディアンスは今季も投手陣が安定しておりました。コーリー・クルーバー(18勝)、トレバー・バウアー(12勝)、カルロス・カラスコ(16勝)という他チームが羨むローテーション3本柱は今季も健在でしたし、ブルペン陣もコーディー・アレンはじめ非常に強固です。
打撃陣はフランシスコ・リンドーア(34HR)とホセ・ラミレス(38HR)がひっぱりました。※数字2018年9月15日時点の成績。
安定して強かったシーズンだったと思います。
過去2年のポストシーズン
インディアンスの地区優勝は通算10度目。リーグ優勝は直近の2016年を含め6度。ワールドシリーズ制覇は2度ありますが、1948年以来遠ざかっております。まさにボブ・フェラーのいた時代です。
過去2年のポストシーズンで印象深いのはやはり2016年ですね。アンドリュー・ミラーがALCSで大活躍した年ですね。
そして、トレバー・バウアーが指を怪我して投げられなくなったのもこの2016年のALCSでした。趣味のドローンをいじり、右手の小指を大きく切ってしまいました。
筆者はトレバー・バウアーが大好きなのですが、この時ばかりは「大事な時にドローンかい!」と怒りを顕わにしてしまいました。趣味に集中することで気持ちを落ち着かせるという方法もありますから、あまり批判はしたくないのですが、指を切ってはだめですよね。
ワールドシリーズではカブスと死闘を演じ、本当に面白いシリーズでした。第7戦までもつれたもののWSを獲れませんでした。
前年の2017年はALDSでヤンキースに2勝3敗で競り負け。今季こそ!という意気込みでポストシーズンに臨みます。アストロズ、レッドソックス、ヤンキースといった強豪にどう挑むか注目ですね。
ポストシーズンのギアからワフーが外れます
ネイティブ・アメリカンとの長年の交渉に結論が出て、2019シーズンからはワフー酋長のロゴが外されることになっているインディアンス。
MLBでは毎年モデルチェンジするギアがあるのですが、例えばフーディーとかTシャツとかです。これらの翌年のモデルは現ポストシーズンから採用されます。その関係で、このポストシーズンから採用されるギアからはもうワフー酋長が取り除かれます。ブロックCのロゴが中心のはずです。
ただし、ジャージ(ユニフォーム)の左袖についているワフーだけはこのポストシーズンも残りそうです。今季のゲームが完全に終了すれば、これも取り除かれます。
ファンとしても最後のワフーです。
こんなところにも時代の節目を感じますね!
本日もお読みいただき、ありがとうございました。
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