NLDS Gm2:AZ 4 @ 2 LAD (AZ2連勝)
ドジャースが追い込まれました。
現地2023年10月9日のDバックス@ドジャースのNLDS Gm2はまたしてもDバックス打線が初回に機能。試合を有利に進め、守ってはエースのザック・ギャレンが好投し、4-2で勝利となりました。
スタート
この日のスタメンです。両クラブともにGm1とほぼ変更なしです。Dバックスは1、2番を本来の形に戻しました。
AZ | LAD |
---|---|
RF: キャロル | 2B:ベッツ |
2B: マルテ | 1B: フリーマン |
DH: ファム | C:スミス |
1B: C・ウォーカー | 3B: マンシー |
C:モレーノ | DH: JD・マルチネス |
LF: グリエル・Jr. | RF: ヘイワード |
CF: トーマス | LF: ペラルタ |
3B: ロンゴリア | CF: アウトマン |
SS: ペルドモ | SS: M・ロハス |
P:ギャレン | P: ミラー |
LAD、またも先発が崩れる
Dバックスの初回の攻撃も素晴らしいのですが、むしろドジャースが2戦連続で先発がゲームメイク出来なかったのが痛いところです。Dバックスの初回の攻撃です。
- コービン・キャロル:四球
- ケーテル・マルテ:シフトを敷く3B前にバントヒット
- トミー・ファム:LFへシングル(当たりが強すぎてキャロルも還れず)
- クリスチャン・ウォーカー:CFへ犠牲フライ (AZ1, LAD 0)
- ガブリエル・モレーノ:(ファムが2塁へ盗塁し1アウト2、3塁に)→モレーノはSSゴロ。この間にマルテが生還 (AZ 2, LAD 0)
- ルルデス・グリエル・Jr.:CFへシングル。ファムが生還。(AZ 3, LAD 0)
- アレク・トーマス:見逃し三振
やはりキャロルを塁に出してしまうと、その後の投球にも影響が出ますね。トミー・ファムが当たっています。
ボビー・ミラーは2回表にもピンチを作り、1.2イニングで降板。被安打4、失点3、自責点3、BB 2、SO 1でした。
ドジャースは2番手のブラスダー・グラテロルが好投。BB1のみの出塁でほぼ完璧な投球でした。
その後を継いだライアン・ブレイジャーも機能していたのですが、6回表に2アウトからルルデス・グリエル・Jr.に一発を浴び、4失点目。
ドジャース、打線も機能せず
ドジャースは、Dバックスのエース、ザック・ギャレンの前に苦戦。初得点は4回裏で、2アウトからJ.D.マルチネスが右中間にソロHRを放って1点目。1回の2アウト1、2塁のチャンスに三振に倒れましたが、このHRがあのタイミングに出ればという野球ではよくあることが起こりました。
ドジャースは6回裏にも最大のチャンスを迎えます。1アウトから、マンシーとJDが連続シングルを放ってチャンスメイク。ザック・ギャレンはここで降板。左腕のソールフランクが登板しました。
ソールフランクはクリス・テイラーに四球を与え、1アウト満塁の大ピンチを迎えます。
ドジャースはデービッド・ペラルタに変わり、キケ・ヘルナンデスを代打に送りました。ソールフランクはアウトコースからカーブを入れるなど抜群のコマンドを発揮。キケ・ヘルナンデスには弾き返され、CFへ抜けそうな当たりを2Bのマルテが止め、1点は奪われました。これがCFへ抜けていたら、1点差になっているところでした。
その後、ソールフランクはアウトマンから三振を奪い、ここで降板。良い投球でしたね。
Dバックスはソールフランクに代わり、サイドワインダーのライアン・トンプソンを起用。
コルテン・ウォンを1Bゴロに仕留めて、見事にこのピンチを切り抜けました。
Dバックスは8回にケビン・ギンケルが登板し、スコアレス投球。最終回はポール・シーワルドが登板して、ドジャース打線を抑え、このまま4-2で逃げ切りました。Dバックスは連勝で、NLCSへ王手をかけました。
【YOUTUBE】D-backs vs. Dodgers NLDS Game 2 Highlights (10/9/23) | MLB Highlights
ムーキー、2試合連続無安打
ドジャースは先発投手の出来もさることながら、打線も機能しておらず、特にリードオフのムーキーは未だヒットなし。頼りのフリーマンも2戦でこの日に1安打したのみ。マンシーもこの日に1安打を放ったのみです。
シーズン中、8勝5敗とお得意様にしていたDバックスから連敗となり、後がなくなりました。
打線に火が点いて欲しいところですね。
お読みいただき、ありがとうございました。
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