LAA 2 @ 0 TEX
エンゼルスとは本当にわからないクラブです。たまにいい試合をするんですよね。
連日、同地区首位のレンジャーズに圧倒されていたエンゼルスですが、現地2023年8月17日のレンジャーズとのGm3で素晴らしいゲームを展開。なんと2-0で強打のレンジャーズにシャットアウト勝利を上げました!
大谷選手が42号!
このゲームに攻撃の狼煙を上げたのはやはり大谷選手でした。1回表、ミッキー・モニアックが凡退した後、2番DHの大谷選手はレンジャーズ先発のジョン・グレイの2球目の真ん中高めの96mphの4シームを豪快にCFへ持って行きました!これが437フィート(133.198m)の飛距離となるソロHRに。
高めのボールに角度をつけたので、大谷選手はヘルメットが脱げてしまい、そのままダイヤモンドを一周しました。
【YOUTUBE】No helmet, no problem! Shohei Ohtani GOES YARD for the 42nd time this season!
この先制HRでエンゼルスが1-0とリードします。
リード・デトマーズがこの日は快投
7月以降、QS(Quality Start)とは縁遠かったエンゼルス先発のリード・デトマーズがこの日は素晴らしい投球を披露。
結構、甘いボールもあったのですが、いつもより散っていたのが良かったのではないでしょうか?その素質は素晴らしいものがありながら、直近7試合のERAが8.90と大スランプだったのですが、これで抜けてくれれば良いなと思います。
デトマーズは1回裏にコーリー・シーガーに四球を出すものの、後続をしっかりと抑えて無失点の立ち上がり。立ち上がりは良くても中盤に失点するのがここ最近の傾向でしたが、この日の中盤は4回にミっち・ガーバーに四球を与えただけ。快調に終盤へ。
7回裏、2つの四球を出すも、当たっているトラビス・ジャンコウスキーを3Bゴロに仕留め、ピンチを脱出。ここまでノーヒットノーランを継続です!
8回裏、1アウトからマーカス・セミエンに二塁打を許し、惜しくも大記録達成とはなりませんでしたが、7.1イニングでレンジャーズ打線をわずか1安打に抑え、BB 4、SO5と力投しました。
球数はこの時点で108球を数えたので、さすがに最後まで保たなかったとは思いますが、素晴らしい7.1イニングだったと思います。
9回裏、あわや3ランHR
デトマーズの好投もあり、ゲームは1-0でエンゼルスがリードしたまま最終回へ。9回表、エンゼルスは1アウトからマット・タイスがCFへソロHRを放ち、追加点。2-0として最後の守りへ。
9回裏、エンゼルスのマウンドにはカルロス・エステベスが上がりました。ここのところやや疲れ気味ではあります。そのエステベスは、先頭のミッチ・ガーバー、次打者のJ.P.マルチネスに連続ヒットを浴び、同点のランナーを出してしまいます。
ノーアウト1、2塁で一発のあるジョナ・ハイムが代打で打席に入るも、ここはかなり強めに腕を振って、豪球を投じ続け、ジョナ・ハイムを三振に。
1アウトとなり、次打者はトラビス・ジャンコウスキー。
その3球目、甘く入った97.6mphの4シームを右中間に弾き返されます。これはサヨナラHRと思った瞬間、RFのハンター・レンフローがフェンスギリギリでキャッチ。これは危なかったですね。
2アウトとなり、エステベスは振り絞るようにオスカー・タベラスに対し、力いっぱい腕を振って空振り三振に仕留め、なんとか2-0でリードを守りきりました。
エンゼルスが非常に緊迫した展開をものにしたという、素晴らしいゲームでした。
エンゼルスはこれで60勝62敗。まずは勝率.500に戻したいですね。
お読みいただき、ありがとうございました。
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