現地2018年8月28日、レッドソックスがようやく勝ちましたね。4-1と3点をリードしていたのに、8回にマット・バーンズが崩れて5点を奪われたときには4連敗決定かと思いました。最終的に相手のエラーも呼び込んで、辛勝でしたがなんとか勝ちました。
そのレッドソックスの不調の原因はやはりクリス・セールの離脱。クリス・セールが肩の炎症により10日間のDL入りとなったのは15日付け。最後の登板は現地2018年8月12日でした。
そして、レッドソックスの今月15日からこのゲーム前の26日までの勝敗はというと、11試合で4勝7敗で大きく負け越し。クリス・セール離脱と符号しているんですね。
ネイサン・イオバルディーをよくぞ補強していたなと思います。リック・ポーセロ、デービッド・プライスという大きな柱がいるのは心強いです。ローテーションをしっかり守っていていずれも二桁勝利を上げてますし。ただ、ERAが高いんですよね。ポーセロが4.18、プライスが3.50。ここが踏ん張りどころです。これでは打線がちょっとしんどくなりますね。
ヤンキースはこの日もサヨナラ勝ち。調子が上向いています。彼らは9月15日以降に控える6試合もの直接対決での逆転優勝を目論んでいます。レッドソックスはその日までにどれだけ勝ち越せるか。クリス・セールの復帰は9月頭なので、ほんとうにここが踏ん張りどころです。
8月のチーム打率は.273で両リーグ通じて2位。シーズン通しては1位で、その破壊力は8月も変わっておりません。
J・Dはトリプル・クラウンを狙える
気づいたことがありました。それはJ・D・マルチネスの成績。これはひょっとしてトリプル・クラウンを狙えるのでは??!!ということでした。
J・D・マルチネスは現地2018年8月28日時点で打率(.338)、打点(110)、安打数(162)で1位、HR数が38で2位という成績。
J・D・マルチネスの成績
打率 .338 (MLB 1位)
HR 38(AL 2位)
打点 110 (MLB 1位)
安打数 162 (MLB 1位)
現地2018年8月28日終了時点
HR数1位のアスレチックスのクリス・デービス(39本)とは1本差ですので、これは差はないに等しい状況。ともに優勝争いをしているチームなので、ふたりとも伸ばすでしょう。本拠地の差でJ・Dが有利です。フェンウェイはヒッターズ・パークに対し、コロシアムはピッチャー・フレンドリーでHRが出にくい球場です。もしもこれでクリス・デービスが獲得したら、これはかなりの内容のある快挙となるでしょう。
打率はチームメイトのムーキー・ベッツと争っている状況。ムーキー・ベッツは現在 .336で2位。
まあ、打率はムーキーの方が可能性はあるかもしれませんが、J・D・マルチネスはトリプル・クラウンを獲るかも知れないことをNOTICEさせていただきます。
もしも獲った したら、2012年のミゲル・カブレラ(DET)以来の達成となります。このときのミギーの成績は、打率.330, HR 44, 打点 139でした。
AL MVPの候補に早くも名を連ねているJ・D・マルチネス。期待したいですね。
お読みいただき、ありがとうございました。
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