大谷選手、体調不良で途中交代
現地2022年8月22日、大谷選手はコメリカ・パークでデトロイト・タイガース戦に登板。3番P-DHで出場するも、今季21度目の先発は、非常に苦戦しました。
大谷選手とコメリカ・パークと言えば、2021年8月18日に1番P-DHで出場。8回を投げきり、勝利投手となり(8勝目)、尚且つシーズン40本目のHRを放ち、いよいよMVPが見えてきて、大騒ぎとなった球場です。
ウイルス性胃炎で苦しむ
しかし、昨年の大きな脚光とは異なり、この日の大谷選手は胃痛を患い、もうブルペンから厳しい状態でした。
序盤はボールも走らず、1回裏にルーキーのライリー・グリーンに初球を右中間スタンドに運ばれるHRを許し、先制。
この日は、4回で降板。被安打5、失点3、4BB、2SOと苦しみました。
ゲーム後のエンゼルス広報のお話では、ウイルス性の胃炎とのことでした。
疲れが出ているんでしょうね。
それでも連戦に備え、ローテを守る
体調不良でスクラッチ(登板回避)という手もあったのですが、大谷選手は出場を強行。
ただ、上記のような投球内容であったのと同時に5回表に回ってきた打席では、カート・スズキがPHで登場。大谷選手はそのままゲームから離脱しました。
ブルペンから調子が悪かったのに強行出場したのは、本人曰く、「ローテーションを飛ばしたくなかったから。」
エンゼルスは、現地8月19日から31日まで13連戦。ただでさえ、投手力に難があって、頭数も不足している中、自分のローテーションを飛ばせば、ほかの投手に迷惑がかかるということでマウンドに上がったのでした。
しかし、さすがに胃炎には勝てず、上述のように4回でマウンドを降りました。
中盤には球威も回復
ただ、恐るべしと思うのは、試合が進むにつれて球威が改善してきたこと。この日は、MAXで98mphをマークしました。
この日はトラウトもスタメン出場で、11勝目のチャンスでもありましたが、次回に持越しです。
E・ロッドが復帰登板
デトロイト・タイガースは、E・ロッドことエドゥアルド・ロドリゲスが先発。
E・ロッドは、現地2022年5月18日のレイズ戦以来のマウンドでした。
現地2022年6月13日に個人の事情でリストリクティッド・リスト入り。今季はもう登板しないのではないか?と見込まれていましたが、タイガースも台所事情が苦しい中、ようやくFAで獲得した左腕が戻ってきました。
E・ロッドは5回をスコアレス
そのE・ロッドは見た目がやや細くなっておりました。
ただ、ボールのキレは良かったですね。E・ロッドは左右、高低、奥行きを使い、自身の投球を披露。
5回を被安打4、スコアレス、BB3、SO5とまとめてきました。
久しぶりの登板であったにも関わらず、さすがの投球でした。
ゲームの方は4-0でタイガースが勝利。
大谷選手の体調が早く元に戻ることを祈りつつ、次回の登板も注目したいところです。
追記:登板翌日の大谷選手
現地2022年8月22日、エンゼルスはレイズと対戦。気になる大谷選手は、この日はスタメンから外れました。ただ、6回表にエンゼルスが2アウトながらランナーを二人出している状況で代打で登場。この日も休みませんでしたね。
レイズはこのタイミングで左腕のジャレン・ビークスにスイッチ。大谷選手はビークスのチェンジアップに空振り三振。残念ながら、同点とはなりませんでした。エンゼルスは先発のタッカー・デービッドソンが5イニングを2失点とゲームメイクし、ブルペンもがんばりましたが、1-2(Game Score)でレイズに敗れました。
お読みいただき、ありがとうございました。
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