ア・リーグ東地区が、ちょっと決定的なゲーム差になってまいりました!
現地2018年8月2日から始まったヤンキース@レッドソックスの4ゲーム・シリーズですが、ちょっとヤンキースに元気がありません。
トレードデッドラインで大物を獲得したにもかかわらず、何か機能していない雰囲気が漂っていますね。
Game 1はレッドソックが打ち合いを制す
Game1は打ち合いの末、レッドソックスが15−7で勝利。
Game2はリック・ポーセロが無双状態
現地2018年8月3日のGame2は、死球とビーンボールの応酬から始まる不穏な空気で始まりましたが、スティーブ・ピアスが前夜の3HRに続く快心の当たりを2ランHRをLFに放ち、一気に空気を一掃しました。
ヤンキース先発はエースのルイス・セベリーノでしたが、調子が出る前にHRとヒットで3点を奪われたという感じ。
序盤はまったく読めない展開でした。
ヤンキースは3回にDHのミゲル・アンドゥハーのソロHRで1点を返し、スコアは3−1。
しかし、この日のヤンキースはほんとうに1チャンスだけでした。レッドソックス先発のリック・ポーセロが完全に無双状態。終わって見ればなんと1ヒット、シャットアウト。あのヤンキース打線をしかも、ヒッターズ・パーク(打者有利)と言われるフェンウェイでこの成績です。しかも、球数がマダックス並みの86球!ポーセロ、神がかっていました。
左打者への鬼のようなツーシームがよくわかる動画がこちら↓。内外角によく決まっています。
ボーセロの2シーム
【動画】Recap: BOS 4, NYY 1 (現地2018年8月3日)
レッドソックスの金曜ホームのジャージ
ちなみに蛇足ですが、この日のレッドソックスは上が赤色のジャージでしたが、金曜日限定で、HOME開催は赤、ROADゲームは紺を着用します。そのほかはホームは白で、ロードはグレーです。
MLBはホーム or ロードでパンツの色を変える
なお、MLBはロードのチームは必ずグレーのパンツ(白以外)を着用します。近年、オルタネートで色々な色のトップスを着用しますが、パンツだけはホームチームが白、ロードチームはグレー(白以外)というのが決まっていて、それでホーム・ロードの区別をつけています。そこはロードでも白パンツを着用するNPBと違う点でもあります。
Game3はイオバルディが好投
現地2018年8月4日の土曜日のゲームもレッドソックスは先発投手が好投。ネイサン・イオバルディーが移籍2戦目のマウンドに立ち、8回を被安打3、無失点に抑える好投を見せています。
スライダーとカットボールで右打者を翻弄しています↓。よく曲がっています。
打の方ではJ・D・マルチネスに33号が出ています。
ヤンキースは23才のチャンス・アダムス(Chance Adams #43)がメジャー・デビュー。HR2本は痛かったですが、5回を被安打3、失点3は今後につながる投球ではないかと思います。あの層の厚い中、よく上がってきました。
【動画】Final: BOS 4, NYY 1(現地2018年8月4日)
イアン・キンスラーがDL入り
さて、3日(金)のゲームで、イアン・キンスラーがハムストリングを傷め、10日間のDL入りとなりました。ちょっと痛いですね。3Bのラファエル・デバースも3日付けで10 Day DLとなっていますから、攻撃力がちょっと落ちます。
レッドソックスはヌネス、ホルトという前半戦で活躍してきた二人をそのまま使っています。二人とも残しておいてよかったですね。トレードに出していたら、目も当てられない状況でした。
けが人で行きますと、投手ではクリス・セールが3日付けで肩の炎症により10 Day DLとなっています。これはちょっと時間がかかりそうな感じです。よって、土曜日の勝利でヤンキースと8.5ゲーム差がつきましたが、まったくどうなるかまだまだわかりません。
下手をすると、誰かトレードで誰か獲るかも!!??
油断できない要素はまだあります。
シーズン後半の絶妙なスケジュール!
この両チームの直接対決、8月はこの4ゲーム・シリーズで終了です。しかし、すごい時期に2回も顔合わせするんですね。明らかに盛り上げるために組んだでしょ!と言わんばかりのスケジュールが用意されています。
- 9月18日-20日 @ヤンキー・スタジアム
- 9月28日-30日 @フェンウェイ・パーク
9月後半に2回で、しかも2度めのシリーズはシーズン最終戦です。ほんとうに最後まで何が起こるかわかりません。
【編集後記】
前夜はちょっと事情が出来まして、ブログを複数回更新するといいつつ、1つだけの更新で失礼しました。
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