ブレーブス、首位メッツの背中がすぐそこ
現地2022年7月7日、ブレーブスは地元トゥルーイスト・パークにてカージナルスとの4Gameシリーズの最終戦。ここまで3勝0敗とスイープする勢いで連勝していたブレーブスは、豪腕スペンサー・ストライダーが登板しました。
このゲームが始まる前まで、現地2022年7月6日時点で、49勝34敗としていたブレーブス。首位メッツは51勝31敗でもう背中を捕まえるところまで調子を上げてきました。ゲーム差は2.5にまで迫っていましたが、この日はルーキーを支援することはできませんでした。
ストライダーがまた快投!
ブレーブスの先発、スペンサー・ストライダーはまたこの日も素晴らしい投球を披露。
序盤3回までは9つのアウトが全て三振というすごい立ち上がり。なお、これは9者連続三振ということではなく、9アウトが三振だったということなので、念の為。
1回表は2アウトからポール・ゴールドシュミットに二塁打を打たれましたし、次打者のノーラン・アレナドには四球を出しました。2回は3者連続三振だったものの、3回表は2アウトからヨアン・ロペスにシングルを許しています。
しかし、6イニングを投げて、被安打2、与四球2、奪三振12でスコアレスという素晴らしいゲームメイクを見せました。
打線は苦戦
しかし、ブレーブスはカージナルス先発のマシュー・リベラトーレから4イニングで得点を奪うことが出来ず、その後もカージナルス投手陣に苦戦。
ゲームが動いたのは7回で、カージナルスがブレーブス2番手のウィル・スミスの代わりばなを攻め、2本の長短打と犠牲フライで1点を先制。
ブレーブスは直後の7回裏にルーキーのマイケル・ハリス2世がソロHRを放ち、1-1のタイスコアに。
そのまま9回までタイスコアが続き、ゲームは延長に突入。ブレーブスはA.J.ミンターを9回に投入したので、延長10回からは2021年のポストシーズン・ヒーローのタイラー・マツェックが登板。今季は調子が悪く、ILから復帰したばかり。
オートマティック・ランナーがついていたので、マツェックには厳しい場面となり、10回表にまずは1失点。その裏、ブレーブスもマット・オルソンのタイムリーで2-2の同点に追いつくも、11回表にマツェックがノーラン・ゴーマンとディラン・カールソンに連続安打を浴び、2-3と勝ち越しを許します。
その裏、ブレーブスはパッキー・ノートンからヒットを放つことができずに敗戦。
2-3で敗れました。
ストライダーは4勝2敗のまま。シーズン奪三振は102を数え、ルーキーではNO.1となっています。
これでブレーブスは49勝35敗。この日はメッツがマーリンズを10-0で下しましたので、メッツは52勝31敗となり、ゲーム差は3.5に広がりました。
ブレーブスとしてはジェイコブ・デグロムが復帰する前に背中を掴んでおきたかったところでしょうが、さすがにそれは難しいかもしれませんね。しかし、ここまで詰めたので、なんとかなるという体制かもわかりません。
ナ・リーグ東地区もアツいです。
お読みいただき、ありがとうございました。
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