メッツに9−1で勝利
ここのところ、アストロズの記事が多めですが、いいゲームをしているのでご容赦ください。
現地2022年6月28日、アストロズがまたその強さを発揮しました。今度はメッツを相手に9-1で勝利。先発のフランバー・バルデスがメッツ打線を完璧に抑え、8回まで被安打6のスコアレスに抑え、今季8勝目をマークしました。
メッツとヤンキースとの対戦がつづく
アストロズのスケジュールなのですが、何かの嫌がらせなのか?というくらいメッツ、ヤンキースとの対戦が続いています。現地2022年6月25日にクリスチャン・ハビエル、ヘクター・ネリス、ライアン・プレスリーの3人でヤンキースをノーヒットノーランに抑えたのは記憶に新しいと思います。
そのブロンクスでのヤンキースとの対戦の前には、現地6月21日から22日にミニッツ・メイドでメッツとの2ゲームシリーズが行われていました。このシリーズは2勝0敗でアストロズが連勝。
そしてヤンキースとの4ゲームシリーズを2勝2敗で乗り切り、現地28日からはシティ・フィールドでメッツと2連戦。そしてもう1度、現地30日に1試合だけ、ヒューストンでヤンキースと対戦することになっています。
メッツ→ヤンキース→メッツ→ヤンキースというもはや仕組まれているかのようなスケジュールを今戦っているのでした。
Game1でフランバーが粘りの投球
フランバー・バルデスの前回登板は現地2022年6月23日のヤンキー・スタジアムでの初戦でした。
このゲームは、アンソニー・リッゾがフランバーに1打席で16球も投げさせるという粘りの打撃を披露したゲームでもありました。結果はヤンキースがサヨナラ勝利したゲームでした。
そしてフランバーはこの日はメッツ相手に粘り野投球を披露。
1回表にアストロズが4点のビッグイニングを作り、こういうケースは結構お付き合いをしてしまうものですが、フランバーはしっかりとゲームをコントロール。乱戦を許しませんでした。
ただし、8回を投げてシャットアウトという結果以上にかなり苦しい場面が続きました。2回と7回を除き、いずれもランナーを背負う投球が続き、決して安々とメッツ打線を手玉に取ったわけではありません。
まさに要所を締める投球で、3回と6回はダブルプレーでピンチを切り抜けるなど、とにかくランナーを許すも、最後の1本は許さないという粘りを発揮。メッツ打線からすると、ホームベースの遠い攻撃となりました。
カルロス・カラスコ、初回に4失点
アストロズの攻撃陣ですが、初回からカルロス・カラスコから4得点。
ただ、今季8勝と好調のカラスコらしくボールにキレはありました。ただ、初回、先頭のアルトゥーベに投じたボールをチェックスイングでボール判定されたことから始まり、次打者の2番、ジェレミー・ペーニャのダブルプレー・コースの当たりも1塁はチャレンジでセーフに。
この2つのプレーでコントロールを乱したというところです。後は、甘いコースに投じてしまい、アレックス・ブレグマンにRF線にタイムリーを許し、1点を先制された後は、カイル・タッカーにとびきり甘いボールを投じて3ランHRを打たれるなど、本来の調子が出ないまま大量失点となりました。
カルロス・カラスコは5回途中で降板し、被安打6、失点6、BB3という内容。2番手のチェイスン・シュリーブも流れを止められなかったので、カルロス・カラスコに自責点がついております。
カラスコ、2戦連続でアストロズにKO
なお、カルロス・カラスコの前回登板は6月22日のヒューストンでのアストロズ戦で、この時も3回途中で5失点。2戦連続でアストロズにやられております。
このゲームを含め、直近4試合は17.2 IPで自責点が19。ERAは9.68と内容が悪化してきているのが気になるところです。1度、ローテを飛ばして休んでもらいたい気もしますが、メジャーのスケジュールの厳しさからまだそれは叶わないでしょう。まずは復帰の近いマックス・シャーザーが戻ってきてからでしょうね。
ヨルダン・アルバレスが飛ばしてます
アストロズの強さの要因の1つがヨルダン・アルバレスの好調にあります。このゲームにおいても、5回表に2ランHRを放っています。
ヨルダン・アルバレスの6月の成績(現地2022年6月28日まで)は、打率.434、OBP .522、SLG .868、OPS 1.390。安打数は33、HRは9本、RBIは28です。
ゲームの方は、9-1でアストロズが勝利。フランバー・バルデスが8勝目をマークしています。カルロス・カラスコは8勝4敗に。
Game2はジャスティン・バーランダーとタイワン・ウォーカーです。
これもまた面白そうです。
お読みいただき、ありがとうございました。
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