現地2018年7月26日はトレードデッドラインもカウントダウンに入ってきたということで、ビッグネームに動きが出ました。
まずはまたしても驚かさせてくれたヤンキースの話題からです。
ヤンキースがJ.A. ハップと合意
J.A. Happ can handle big AL East games down the stretch. pic.twitter.com/5ofO9hd4jR
— MLB Stats (@MLBStats) July 27, 2018
ヤンキースは同地区ライバルのブルージェイズからスターターの補強を目的にJ・A・ハップ(J.A. Happ )を獲得しました。
ヤンキースからブルージェイズには内野手のブランドン・ドゥルーリー(Brandon Drury )とトリプルAの外野手、ビリー・マッケイ(Billy McKinney)が動きます。
ご覧の豪華なスターターがいるにもかかわらずなのですが・・・
■2018 NYY Starting Rotation
1. ルイス・セベリーノ 21試合、14勝3敗、ERA 2.63
2. C・C・サバシア 18試合、6勝4敗、ERA 3.51
3. ソニー・グレイ 19試合、7勝7敗、ERA 5.34
4. 田中将大投手 16試合、8勝2敗、ERA 4.09
5. ドミンゴ・ヘルマン 19試合、2勝6敗、ERA 5.68
(その他、今季の先発経験のある投手)
ジョーダン・モンゴメリー=DL
ルイス・セッサ(3試合先発)
ジョナタン・ロアイシガ(4試合先発)
(現地2018年7月26日現在)
J・A・ハップは現在35才の左腕で、MLB通算102勝82敗、ERA 3.95という実績のある投手。今季はここまで20試合、10勝6敗、ERA 4.18。 今季はチーム状態が悪いですからね。
2016年には20勝4敗、ERA 3.18を記録しています。
この布陣で新たに先発ローテを獲得したということは、やはりソニー・グレイを出すという考えなのかなと推測します。その結論もすぐに出るとは思います。
ヤンキースですが、主砲のアーロン・ジャッジが現地2018年7月26日のロイヤルズ戦で死球を受け右手首が骨折。全治3週間というアクシデントが発生しました。
これによって、今度は打者を獲得するつもりなのか様子を見たいと思います。ソニー・グレイとのトレードを画策しているような気がしないでもないですが。ここは契約条件などもありますので、戦力だけでは話はできないので少し待ちたいと思います。
コール・ハメルズはカブスへ
さて、左腕のトレードの話題がもう1つあります。
現レンジャーズのローテーション左腕、コール・ハメルズ(Cole Hamels)のカブスへのトレードも決まりました。正式発表はまだですが、合意は間違いありません。レンジャーズのロッカーにはもうコール・ハメルズの荷物がないそうです。
噂ではフィリーズが獲得を狙っていたようですが、カブスに決まった模様。
カブスからレンジャーズには、クラスAの右腕、ロリー・レイシー(Rollie Lacy)と後日指名の同レベルの投手と野手が行きます。
通算152勝111敗のコール・ハメルズ。今季は20試合、5勝9敗、ERA 4.72でした。今季は34才でまだまだ若いですから、新天地でどれくらい輝くか注目です。
カブスがコール・ハメルズを獲得するに至った背景は、1つ目はダルビッシュ投手の調子がまだ上がってこないこと、2つ目はタイラー・チャットウッドが安定性に欠けているといった背景があります。タイラー・チャットウッドは89.1イニングで84四死球、6ワイルド・ピッチ。MLBレベルではない数字です。
ローテーションが2枚欠けているような状態なので、ここは補強もやむなしかと思います。
コール・ハメルズは今季は数字が上がっていませんが、こちらもチーム状態が悪かったためです。新天地でまた頑張って欲しいです。
何と言ってもフィリーズ時代はロイ・ハラデーと並んでいた投手でしたからね。新天地で輝いてほしいです。
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