先発が連日のノーヒット・ピッチのパドレス
現地2022年4月8日、開幕2戦目。この日は予定していた記事があったのですが、ショーン・マナエアがあまりにも素晴らしい投球を披露したために、まずはこちらを優先したいと思います。
DバックスとのGame2。パドレスの先発は、左腕のショーン・マナエア。開幕直前の現地2022年4月3日にアスレチックスからトレードで獲得した左腕ですね。
短い期間に見事に調整
そのショーン・マナエアですが、移籍直後のスプリングトレーニングのゲーム(4/3)では、古巣アスレチックスを相手に3.2イニングで被安打6を浴び、1失点と敗戦投手になってしまっていました。このゲームが不思議だったのは、そもそもどうしてマナエアのジャージが用意されていたのか?ということですね。スプリングトレーニング用であっても、あまりにも準備が良すぎて不思議な感じがしました。ナイキに通達していた??
さて、そのゲームを含めてスプリングトレーニングに4度登板していたショーン・マナエアですが、1度目の登板となった3/19のレッズ戦では、2イニングもたず、被安打5、失点5と散々な内容でした。
しかし、2度めのレッズ戦(3/24)、3度目のドジャース戦はともに素晴らしい内容で、特に3度めのドジャース戦に至っては、5.2イニングで被安打2、失点1、奪三振7とあのドジャース打線を全く寄せ付けませんでした。トレイ・ターナー、F・フリーマン、M・マンシーが顔を揃えていた打線に対してです。ひょっとしてパドレスはこの投球を見て、ドジャース・キラーとして獲得したのではないか?と思えたほど。
そして短いスプリングトレーニングの期間に見事に調整してきたのがまた素晴らしいですね。
マナエア、7回をノーヒット
さて、ゲームの方ですが、ショーン・マナエアは、立ち上がり、1番のクーパー・ハメル(スイッチヒッター)、2番のケーテル・マルテ(スイッチ・ヒッター)には、ファウルで粘られ、8球、6球とそれぞれ費やし、簡単には打ち取らせてもらえなかったものの、カーソン・ケリー(右打者)を2球でCFライナーに打ち取り、三者凡退に。ここから乗って行きましたね。
結果的に、四球は2イニング目に6番のドオルトン・ダーショ(左打者)に1つ与えたのみ。
計7イニングにわたり、三振と凡打を築き、与四球1、奪三振7のノーヒット・ピッチングを披露しました。7回を終えて、球数が88を数えたところで降板。勿体ない感じもしましたが、シーズン初登板でもありますから、次のカードのことも考え、この判断は適切だったのではないかと思います。
ヒル→ラメット
2番手には2日連続で、左腕のティム・ヒルが上がりましたが、これまた2日連続で代わりばなに安打を許し、2日連続でノーヒットを終わらせました。
ティム・ヒルは0.2イニング、残り0.1イニングはディネルソン・ラメットが担い、しっかりと打ち取り、ピアース・ジョンソンを休ませることができました。
CLはテイラー・ロジャース
Game1ではロベルト・スアレスがクローザーとして登板しましたが、この日、メルビン監督が指名したのは、ツインズから獲得したテイラー・ロジャース。
彼の場合は、指の故障がどれだけ癒えたか?ということにかかっているのですが、この日は9回の1イニングをSSゴロ、2Bゴロ、三振に抑え、見事にゲームを締めました。指の調子も良いみたいですね。
結果、ゲームは3-0のスコアでパドレスが勝利。今季、初白星となりました。
CJ・エイブラムがデビュー
パドレスはこのゲームにSSとしてCJ・エイブラムスを起用。
Pre-2022のトッププロスペクト・ランクでも9位に入ったSS。
8番SSとして出場しましたが、この日は4-0。デビュー初ヒットはお預けとなりました。
打線が湿っているので、起爆剤になればというところですね。
パドレス、先発がいいですね。
お読みいただき、ありがとうございました。
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