ワールドシリーズGm2 HOU 0 @ ATL 2 (ATL 2勝1敗)
現地2021年10月29日、ワールドシリーズGame3は舞台をアトランタに移して開催。あいにくの小雨が降り続き、ややガスがかかったような画面ではありましたが、選手たちは気にせず、プロフェッショナルなプレーを継続。
ブレーブス投手陣がアストロズ打線を被安打2に抑えるシャットアウト勝利で、ワールドシリーズ2勝目を上げました。
スタメン
DHのないナ・リーグホームということで、アストロズはブレントリーがRF、タッカーがCFに。ブレーブスはまたリード・オフにロザリオを、ソレアをRFに起用してきました。
# | アストロズ | ブレーブス |
1 2 3 4 5 6 7 8 9 | アルトゥーベ 2B ブラントリー RF ブレグマン 3B アルバレス LF コレア SS タッカー CF グリエル 1B マルドナード C L・ガルシア P | ロザリオ LF フリーマン 1B アルビーズ 2B ライリー 3B ソレア RF デュバル CF ダーノー C スワンソン SS I・アンダーソン |
流れ
- 1回表【HOUSTON】
- 雨の影響もあってか、イアン・アンダーソンの制球がやや乱れる。
- アルトゥーベ、四球。
- ブラントリー、1-6-3の併殺打
- ブレグマン、四球。
- アルバレス、LFライナー。アストロズ、チャンスを活かせず。
- 2回裏【ATLANTA】
- アストロズのルイス・ガルシアは立ち上がりは好調。
- 2アウトからトラビス・ダーノーがRFオーバーのダブルで出塁。
- あと1アウトということで、ダンスビー・スワンソンは申告敬遠。
- Pのイアン・アンダーソンは三振。こちらもチャンスを活かせず。
- 3回裏【ATLANTA】(1-0) 先制点はブレーブス!
- 先頭のロザリオが四球。
- フリーマンがシングルを放ち、ノーアウト1、2塁のチャンス。
- アルビーズが三振で1アウト。
- オースティン・ライリーが三塁線へ強打!ブレグマンのグラブをかすめ、LF線へ。二塁打となり、ロザリオがホームインし、ブレーブスが先制(1-0)。
- 6回表【HOUSTON】
- 先発のアンダーソンは5回でノーヒットのまま降板。ブレーブスはこのイニングからリレーに。
- 8回表【HOUSTON】
- マウンドには4番手のタイラー・マツェック。
- マルドナードの代打で出たアレドミス・ディアスがLFへシングルで出塁。
- 勝負に出たアストロズは代打にジェイソン・カストロ。代走にホセ・シリを起用。
- しかし、カストロは三振(1アウト)。
- アルトゥーベが3Bへポップフライ(2アウト)。
- ブラントリーの打席でダブルスティール(2、3塁へ)
- しかし、ブラントリーはマツェックの99.5mphのファストボールに圧され、ポップフライで無得点。
- 8回裏【ATLANTA】(2-0) ダーノーが追加点となるHR!
- なかな追加点が取れないブレーブス。マウンドはケンダール・グレイブマン。
- ソレアはSSゴロ(1アウト)
- デュバルは三振で2アウト。
- しかし、ここでトラビス・ダーノーがCFへ豪快なソロHRを放ち、追加点。リリーバーを楽にする一発を捕手が放つ(2-0)。
- 9回表【HOUSTON】
- マウンドにウィル・スミス。
- 先頭のブレグマンがシングルで出塁。
- ノーアウトのランナーだったが、アルバレス、コレア、タッカーが凡退。
ブレーブスが2-0のロースコアで第3戦に勝利。WSはブレーブスの2勝1敗に。
イアン・アンダーソンが快投
立ち上がり、雨の影響もあってか制球にやや苦しんだブレーブス先発のイアン・アンダーソンですが、2回以降は四球を1つ出しただけ。チェンジアップが冴え渡り、5回、76球、ノーヒット・ノーランのままマウンドを降りました。
雨でチェンジアップの滑らし方が馴染んだのでしょうか!?素晴らしい出来でしたね。
ブレーブス、ほぼノーヒットリレー
ブレーブスのノーヒッターは続いていき、2番手のA.J.ミンター、3番手のルーク・ジャクソンも継続。8回、ゲームの駆け引きが一番厳しいところを任されたタイラー・マツェックがアレドミス・ディアスにシングルを許し、ノーノーは途切れましたが、何しろ得点差は1点だったので、まず無失点で抑えることが肝要ということで、マツェックもスコアレス。
そして最後のウィル・スミスもスコアレスで、結局5人で被安打2。いやはや、ブレーブス投手陣のすごさたるや。
8回のマツェックの存在は大きいですね。
ダーノーが大活躍
トラビス・ダーノーはこの日、大活躍。第1打席ではあわやRFオーバーのHRかという大きな二塁打を放ちましたし、8回のどうしても追加点が欲しい場面でケンダール・グレイブマンから完璧な当たりのCFオーバーのソロHRをは待ちました。
晴れの舞台で大活躍する姿を見ると、苦労が報われてよかったなと思います。
ルイス・ガルシアは4BB
アストロズ先発のルイス・ガルシアは、4回途中で1失点で降板。被安打が3、与四球が4とやはり雨の影響だったか、コントロールに苦しみました。それでも1失点に抑えたのはアストロズにとって大きいですね。
アストロズ投手陣も2点しかとられていないので、この負けは次に繋がる敗戦ということで、またGame4でアルトゥーベが機能し始めるかもしれません。
Game4は、アストロズはザックが登板。ALCSでは早期降板となりましたが、ワールドシリーズではどうでしょうか?!
お読みいただき、ありがとうございました。
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