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【2021 ALDS_G1】レイズ、マクラナハンとアロウザリナの活躍でレッドソックスから1勝(追記あり)

まずはレイズが先勝

 現地2021年10月7日、ALDSのもう一つのカード、レッドソックス@レイズ戦がトロピカーナ・フィールドで始まりました。

 ワイルドカードでヤンキースを下したレッドソックス、勢いをもってレイズ戦に臨みましたが、この日はレイズの良いところが目立ったゲームとなりました。

ALDS ロスター

 まずレッドソックスのロスターですが、澤村投手がまたしても外れました。そして8月以降の17試合でERAが9.26と悪化したマット・バーンズも外れました。足首を傷めているJ.D.マルチネスはロスターイン。

BOS:マット・バーンズがロスターIN

 一旦は、ALDSのロスターを外れたマット・バーンズですが、Game1でギャレット・リチャーズが故障したため、代わりに入ることになりました。

一方のレイズは、貢献度NO.1のライアン・ヤーブローがロスターから外れています。また、ムードメーカーでもあるブレット・フィリップスも外れました。

E・ロッド vs S・マクラナハン

 先発はレッドソックスがエドゥアルド・ロドリゲス。レイズがシェーン・マクラナハン。シェーン・マクラナハンは今季、レッドソックス相手に3試合に登板。1勝1敗でERAは2.81。16イニングで18奪三振と結構得意としています。

 レッドソックス打線がマクラナハンをどう攻略するかというところだったのですが、むしろレイズ打線 vs E・ロッドの図式の方が上回ってしまいました。

レイズ、好循環

 このゲームはとにかく、レイズの良いところが目立ったというゲームでした。一方のレッドソックスは要所で打球が真正面に飛んだりと、ハードラックが重なり、苦戦してしまったという展開。

ALDS G1 BOS @ TB
  • 1回表
    【BOSTON】

    2番カイル・シュワーバーがシングルで出塁するも、アウト3つはいずれも三振。シェーン・マクラナハンが立ちはだかりそうな予感のする初回でした

  • 1回裏
    【TAMPA BAY】

    E・ロッドが先頭のランディー・アロウザリナに四球。生命線のアウトコースへのコントロールが定まらず、落ち着かない立ち上がり。

    ワンダー・フランコのダブルでCFのキケがファンブルする間にアロウザリナがホームイン(1-0)。

    2アウト後、ヤンディー・ディアスの当たりは3B前の内野安打となり、3塁に進塁していたアロウザリナがホームイン(2-0)。

  • 2回表
    【BOSTON】

    ハンター・レンフローがシングル、アレックス・ベルドゥーゴが2Bのフィルダース・チョイスで出塁。チャンスだったものの、ボビー・ダルベックの当たりは、SSフランコの正面の当たりとなり、ダブルプレー。このイニングで得点ならず

  • 2回裏
    【TAMPA BAY】

    E・ロッドが2アウトを奪ったところで降板。ギャレット・リチャーズに交代。打者1人を打ち取り、レイズは無得点。

  • 3回裏
    【TAMPA BAY】

    レッドソックスはこのイニングからニック・ピベッタを投入。2アウトからネルソン・クルーズにキャット・ウォークに当たる大きなHRを打たれ、レイズは追加点(3-0)。

  • 4回表
    【BOSTON】

    デバースとベルドゥーゴがシングルを放ち、2アウトながら1、2塁のチャンスを迎えるも、捉えたダルベックの当たりは3Bライナー。またしても得点ならず。

  • 5回裏
    【TAMPA BAY】

    先頭のランディー・アロウザリナがLFへソロHR(4-0)

  • 7回裏
    【TAMPA BAY】

    2アウトから四球で出塁したランディー・アロウザリナが、ワンダー・フランコの二塁打で3塁へ進塁。ピッチャーは左腕のジョシュ・テイラー。ブランドン・ラウのときに、アロウザリナがホームスチール(5-0)

  • 8回表
    【BOSTON】

    3本のシングルで満塁。バッターはラファエル・デバース。しかし、デバースは三振。つづくレンフローも凡退で得点ならず。

    レイズはファイヤライゼンが8回、9回を抑え、5-0 のスコアで勝利

 シェーン・マクラナハンに苦戦したレッドソックス打線ですが、活発ではありました。ただ、ハードラックも続き、Game1を落としてしまいました。

Game Score

アロウザリナのホームスチール

 ランディー・アロウザリナの7回のホームスチールは痛かったところです。2アウトからの失点。

 このホームスチールはかなり条件が揃っていました。まず、レッドソックスがシフトで3塁ベースを空けていたこと。2アウトでバッター勝負で、シフトを敷いていたというのが大きかったです。

 そして投手が左。打者も左。全ての条件が揃ったホームスチールでその機会をしっかりとものにしたレイズが素晴らしかったと思います。

 Game1を落としたレッドソックスですが、悪いところが全部出たというくらいに割り切ってもらいたいなと思います。

デバース、右腕がおかしい

 このゲームでラファエル・デバースが三振して痛みを我慢していたケースがありました。ゲーム後、アレックス・コーラ監督はデバースの怪我を否定したものの、状況は明らかにデバースが100%ではないことを物語っていました。

 Game2も100mph超えのシェーン・バズが登板。デバースの出来もレッドソックスの鍵を握ります。

 お読みいただき、ありがとうございました。

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