ミゲル・カブレラ、3000安打まであと27本!
現地2021年9月10日、コメリカ・パークで行われたレイズ@タイガース戦で4番DHに座ったミゲル・カブレラ(Miguel Cabrera)が、都合3試合をかけて9打席連続安打を達成。3000安打達成に向け、大きな弾みをつけました!
この3試合の打席を見ていると、トリプル・クラウンを達成した2012年頃の姿がダブって見えました。
7日のゲームから9打席(PA)連続ヒット!
ミゲル・カブレラの連続打席(PA: Plate Appearance)安打がはじまったのは7日(火)のパイレーツ戦から。
このゲームでは第1打席では3Bゴロでアウトに倒れましたが、始まったのは第2打席から。
- 9/7 @PIT戦 第2打席: RF線へのシングル
- 9/7 @PIT戦 第3打席: LF前シングル
- 9/7 @PIT戦 第4打席: LFへのグランドルール・ダブル
- 9/8 @PIT戦 第1打席: RFオーバーのダブル
- 9/8 @PIT戦 第2打席: 右中間へのシングル
- 9/8 @PIT戦 第3打席: CFへラインドライブのシングル
- 9/8 @PIT戦 第4打席: CF前シングル
- 9/10 vsTBR戦 第1打席: CF前へラインドライブのシングル
- 9/10 vsTBR戦 第2打席: 右中間へのシングル
10日レイズ戦の第3打席では、ファイヤライゼンのスライダーに対してチェックスイング。これがスイングを取られて三振。惜しくも10打席連続とはなりませんでした。
1本目のRF線へのヒットはインコースです。腕を畳んであんなところに運べるんですね。美しいフォームです。
それにしてもパイレーツのRF、筒香選手は今は打席のことでせいいっぱいなのか、ちょっと動きがぎこちなかったですね。別のゲームでは1Bでもショートバウンドをポロッとやってしまいました。守備にも慣れてくれるといいなと思います。
MLBの連続打席安打レコードは?
連続打席安打のメジャー・レコードは1952年にタイガースのウォルト・ドローポ(Walt Dropo)が達成した12。
現時点で38才のミゲル・カブレラですが、38才以上での連続打席安打記録は9。今回はそれに並びました。達成していたのはタイガースのレジェンド、タイ・カッブです。なんと1925年まで遡ります。
さすが、伝統のあるタイガースですね。安打系の記録で2人のOBの名前が出てきました。
カブレラ、2973安打に!
この3試合での9安打で通算安打数は2,973に。10日のゲームでタイガースは142試合を消化。
残りゲーム数20に対して、3000安打まであと27本。
今季はここまで105安打。勝手に予測するなら、120から125安打くらいに落ち着きそうに思いますが、もしこのような固め打ちがあれば、行くかもしれませんね。
2023年に引退を表明
ミゲル・カブレラの現契約は2023年まで。仮に翌シーズンに持ち越したとしても、3,000安打の達成は大丈夫です。
- 8年/$248M (2016-23) + 2024-25 オプション
- 2024年は$30Mのクラブオプションで$8Mのバイアウト
- 2025年は$30Mのクラブオプション
本人は、8月26日の時点で2023年の契約終了をもって引退と表明しています。
ミゲル・カブレラですから、これからどんなすごいことを起こすかわかりません。今季の達成に期待はしておきたいと思います。
なお、このゲームはタイガースが7回裏にジョナサン・スコープの逆転グランドスラムでレイズに10-4で快勝。
2022シーズンは、ホワイトソックスがいよいよ衝撃的な強さ発揮しそうですが、デトロイト・タイガースもいい芽が出てきています。タイガースの来季以降への期待はまた別記事でしたためたいと思います。
お読みいただき、ありがとうございました。
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