SFG、ブルペン補強へ
現地2021年8月30日、ジャイアンツがウェーバーでホセ・キンタナ(Jose Quintana )をクレームオフ(獲得)したことが明らかになりました。
これはまさに虚を衝かれたようなディールでした。
ウェーバー公示での獲得
ホセ・キンタナが今季、苦戦しているのはご承知の通りです。今季はここまで24試合に登板。そのうち、本来の先発での登板は5月30日までの9試合にとどまり、以降はブルペンでの登板を余儀なくされていました。
先発では9試合で33.2イニングを投げ、0勝3敗、ERA 7.22。被安打がイニングより多い39で、失点が31、自責点は27。BBも26を数えました。
左肩痛で苦戦
また、先発最後の登板後に、左肩痛を患い、10 Day ILに入っていた時期も。6月21日にILから復帰し、以降はブルペンでの登板。15試合、19.2イニングを投げ、0勝0敗、3ホールド。ERAは5.95と若干ですが、向上しました。被安打は27、奪三振は23、失点14、自責点13。
やはり左肩痛の影響が大きかったようです。
2021年1月時点でのMLSが8.133を誇っていたホセ・キンタナ。ウェーバーにかかった理由は、おそらくですが、マイナー・オプション切れ(Out of Option)によるものか?と。ここははっきりしなくて申し訳ないのですが、エンゼルスからDFAにもならずにジャイアンツがいきなりウェーバーでクレームオフしているのでそういうことかと。マイナーに落とす前に一旦はウェーバーにかけなければならないというのがOut of Ootionという制度です。
今季は$8Mの契約
ホセ・キンタナとエンゼルスは今季、1年/$8Mでサイン。キンタナの今季の残りは$1.5Mほどあるので、これはジャイアンツが引き継ぐということになった模様。
また、ジャイアンツはすでにタイラー・チャットウッドをDFAにしているので、キンタナはその枠に入ることに。
ジュイアンツでもブルペン
そして、ジャイアンツはホセ・キンタナをブルペンで起用する見込みです。ボール自体はかなり強いので、後は制球というところでしょうか。
ジャイアンツで、活躍することを祈るばかりです。
お読みいただき、ありがとうございました。
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