デグロムが登板回避
Day to Day程度の怪我なら良いのだが・・・という情報です。
現地2021年7月17日、メッツのルイス・ロハス監督はジェイコブ・デグロム(Jacob deGrom )を右前腕部のハリにより、現地19日に予定されていたレッズ戦での先発登板を回避させたことを明らかにしました。
前腕部のハリはUCLへのダメージにつながっていることが多く、トミー・ジョン手術への一つの警告のようなものです。
MRIの結果は良好
ただ、朗報としては16日(金)にMRIで精密検査をしたところ、”NO Stractual damage”ということで、UCLなどにはなんのダメージもなかったことがわかっています。
よって、今回の離脱はひょっとしたら1-2週間程度で済む可能性もあり、とにかく、前腕部のハリが消えるまでは慎重に扱うということになっています。
ラストマウンドは7月7日
オールスターを回避したジェイコブ・デグロムでしたが、7月に入り、状態はずっと芳しくなかったようです。
最新の登板はオールスター前の7月7日のブルワーズ戦。7回、85球を投げて被安打4、失点2、奪三振10。
今季はトリメンダスな投球が続いており、その日まで15試合に登板し、7勝2敗、ERA 1.08、奪三振146で、WHIPは0.55。
驚異的な投球を見せ続けるデグロムですが、直近3試合ではいずれも自責点が発生。とは言え、6月26日のフィリーズ戦は2、7月1日のブレーブス戦は3(奪三振は14)、そして上記のブルワーズ戦で2と、問題にならないくらいのわずかな自責点ではあります。それまでがすごすぎるので、この程度の自責点であっても、状態が気になるという状況。
5月に右側筋を傷めてIL
心配になる点は、デグロムは5月11日付けで一度、10 Day ILに入ったことがある点。この時は、右サイドでいわゆる側筋を傷めていて5月25日に復帰しました。
あまりにボールがすごいため、かなり腕近辺には負担がかかってしまうようで、今回の前腕部のハリもなんらかの影響を受けていたのかもしれません。
メッツ、パイレーツに連敗
なお、メッツはフランシスコ・リンドーアも腹斜筋を傷め、現地2021年7月17日、10 Day ILとなりました。相次ぐ、主力の離脱により、チームは元気がなく、16日から始まった後半戦はパイレーツに2連敗。
2人とも現時点ではそれほど長引かないという楽観的な見方もある中、メッツが悪い相乗効果でガタガタと崩れないかどうか、ちょっと心配です。
NLイーストへの影響
メッツのここまでの強さはデグロムがいるからこそ、大きく連敗はしなかったというところですが、7月にペースが落ちれば、ナ・リーグイーストは混戦のため、キャッチアップされる可能性も十分にあります。
特にブレーブスはジョク・ピダーソンを入れたことにより、雰囲気が変わりましたから要注意ですね。
デグロムの様子は当分静観ですね。
お読みいただき、ありがとうございました。
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