今季、久々の快進撃を見せてくれているフィリーズ。
ブレーブスとともに、首位争いを演じていたのですが、ナショナルズが5月に入り調子を取り戻してきたため、現地2018年5月31日現在、ナ・リーグ東地区3位です。
もっともこの3位は、上位3チームが混戦ゆえに日替わりで首位が入れ替わるような状態なので気にすることはありません。
何と言っても31勝23敗で貯金が8もあります。
その好調フィリーズは只今西海岸への遠征中でドジャースとの4連戦中。2018年5月31日はその4戦目。
ドジャースがクレイトン・カーショウ、フィリーズがアーロン・ノラという現在のキングみたいな投手と次世代サイヤング候補の投げ合いで始まったこのゲームはロースコアの展開になりました。
そして、ドジャースのキャッチャーはどこを見ているんだとツッコミを入れたくなるプレーが勝敗を分けました。
先制したのはフィリーズ。2回表、そのキャッチャーのヤズマニ・グランダルにツッコミを入れたくなるプレーでフィリーズが先制しました。
グランダルはイチロー選手を敬愛している選手なので、あまりディスりたくはないのですが、さすがにこれはどこを見てたの?と突っ込んでいいと思います。
まあ、ランナーもランナーですね。マイケル・フランコですが、踏んでいない自覚はあったと思いますが、タイミング的にアウトだと思ったようで、そのままの歩調でまたぎましたね。
振り返っては踏んでいないことがバレるのでそのままベンチに下がったという感じでしょうか。
グランダルはグラブの死角かなにかで見えなかったかもしれませんが、微妙だと思ったらベンチにチャレンジを要求してほしかったですね。アッサリし過ぎでした。
ドジャースは5回に同点に追いつきましたが、終始、フィリーズ先発のアーロン・ノラに手球に取られて、この日は1点が精一杯でした。
7回表にフィリーズが勝ち越し、そのまま2−1で勝利しました。
フィリーズ先発のアーロン・ノラですが、いいピッチングでした。ドジャース相手に7回を被安打2、奪三振7。投げ方が相変わらずかっこいいですね。MAXは95.1mph。低めのノビはしびれます。ノラはこれで7勝目。
ドジャースとの4連戦は2勝2敗。フィリーズ、ドジャースとこうやっていい勝負ができるようになったのは久しぶりかもしれません。
次はジャイアンツとの3連戦です!
■カーショウが腰部MRIへ
The @Dodgers split the series with the Phillies and now wait to hear word on Kershaw, who dealt with back tightness while allowing a run in five innings. https://t.co/IOZu9NuAEO
— Dodger Insider (@DodgerInsider) June 1, 2018
5月1日以来のマウンドに上がったカーショウ(Clayton Kershaw )ですが、腰の状態が芳しくないらしく、6月2日にMRIを撮ることになりました。
カーショウは腰周辺を慢性的に傷めており、2014年にはシドニーでのオープニングゲームを投げた後に背筋を傷め、約1ヶ月以上登板から遠ざかったことがあります。ちなみにこの年は復帰後に勝ちまくって、21勝3敗でサイヤング賞を獲得!
また、2016年にはherniated disk、つまり椎間板ヘルニアで6月後半から9月初旬まで2ヶ月以上にわたり、サイドラインに下がったこともあります(この年は12勝4敗でした)。
詳細はMRIによる検査で判明してから発表ということなのでしょうが、どうも2016年の椎間板ヘルニアが気になりますね。野球選手が椎間板ヘルニアを患って、たった2ヶ月で復帰していたこと自体が驚きであります。
カーショウはメジャーの投手の中でも際立ってストイックに練習する人で、尊敬される対象でもあります。
MRIの結果次第ではありますが、こう何年も大事な腰に爆弾を抱えていては今後のキャリアにも支障が出ると思いますので、今回は根本治療という決断を下してほしいものであります。
今季はこのゲームを入れてここまで、8試合、42イニング、1勝4敗、ERA 2.76。
新サイトの調整をやっていて、記事更新の時間が遅くなってしまいました。すみません。
眠くて仕方なかったのに、フィリーズの勝利が嬉しくて記事を書いているうちに高ぶってしまいました。
お読みいただき、ありがとうございましたm(_ _*)m
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