ベリンジャー、4月5日以来の復帰
現地2021年5月29日(土)、ロサンゼルス・ドジャースのOF兼1Bのコディー・ベリンジャー(Cody Bellinger)が左足の怪我から約2ヶ月ぶりに復帰しました。
ベリンジャーはジャイアンツ戦に4番CFで先発出場。
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— Los Angeles Dodgers (@Dodgers) May 29, 2021
トリプルAでは2HR
復帰前には22日からトリプルAオクラホマシティー・ドジャースのゲームに5試合出場。20打数4安打で打率.200ながらも、HR2本を放ち、これならということで上がったのですが、この日は4−0で2三振に終わりました。
しかし、ベリンジャーが打線に復帰したことにより、ドジャース打線の相手投手への圧は増すばかりですね。
左足腓骨のヒビからの復帰
コディー・ベリンジャーが傷めめていたのは左足の腓骨。腓骨とは足の大きな骨の細い方。
参考までに、脛の骨のうち太い方が脛骨。細い方が腓骨となります。
— おかもっち (@Hanshinwatyatya) May 28, 2021
私も両方折れた事あるが、絶対死にません✋絶対生還します。 pic.twitter.com/4jdYBr7U3T
スパイクされて傷む
4月5日のアスレチックス戦での9回表、1、2塁間へのゴロを放ったベリンジャーは1塁ベースを駆け抜けようとしたしたところ、ちょうどベース・カバーに入とうとした投手のレイミーン・グドゥアン(Reymin Guduan)と交錯。グドゥアンはベリンジャーの足首をスパイク。ベリンジャーはこのままゲームから離脱していたのでした。
当初はふくらはぎ痛と見られていましたが、診断の結果、腓骨にヒビが入っていることが判明。このまま10 Day ILとなっていました。
ロスタームーブ
ベリンジャーは10 day ILから復帰したのですが、そもそも10 Day ILは26人のアクティブ・ロスターから外れる必要がある制度。復帰したことにより、誰かが外れるわけで、ひょっとして筒香選手が外れるのでは?という憶測も飛んでいましたが、筒香選手はなんとかサバイブしました。
ノイジー、ピータースがトリプルAに
マイナーに行きとなったのは、2Bのショルドン・ノイジー(Sheldon Neuse )とOFのD.J.ピータース( DJ Peters )。
ショルドン・ノイジーは今季アスレチックスから移籍してきた選手で、アスレチックスの内野の層が厚く、出場機会に恵まれなかったこともあり、ドジャースがトレードで獲得。今季のパドレスとの死闘でも活躍した選手で、体が大きい割には身のこなしが軽やかで、いい内野手でもあったのですが、打率が.172、OBPが.186と数字が伸びなかったことから今回は一度下で調整ということに。
D.J.ピータースは今季デビューのOFで18試合に出場し、OBPも.382とチャンスメイクも果たしていたのですが、いかんせん、こちらも打率が.192と上がらず、一旦は下で調整ということになりました。
ザック・マッキンストリーも昇格
コディー・ベリンジャーとともにMLBに昇格したのは、2020年デビューのユーティリティー・マン、ザック・マッキンストリー(Zach McKinstry)。ザック・マッキンストリーは今季はMLBで開幕を迎え、4月20日まで17試合に出場していました。このうち13試合で先発出場し、54打数16安打、打率.296と良い数字を残していました。
しかし、右腹斜筋を傷め、10 Day IL入りで一旦はアクティブ・ロスターから外れていました。約1ヶ月の後、再びビッグリーグに上がってきたのでした。
筒香選手、まだ試練が続く
まだ打率が上がって来ない筒香選手にはいましばらくは試練が続きそうです。ベリンジャーの復帰による一つの壁は乗り越えましたので、復調するのを待つばかりです。技術的な点はコーチなどから指摘があるでしょうから、ファンとしてはとにかくリラックスして打席に立てれば良いなと思う次第です。
Love to see it. pic.twitter.com/2rBapxroup
— Los Angeles Dodgers (@Dodgers) May 29, 2021
お読みいただき、ありがとうございました。
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