ボーア:NPBでの経験をメジャーに
2020シーズン、阪神に所属して大いに期待されたジャスティン・ボーア(Justin Bour)。メジャー通算92HRの大砲の入団に阪神ファンは沸き立ちました。シーズン開幕後はチーム内でのコミュニケーション、HR後のポーズなど阪神を明るくし、そして何より日本に大いに馴染んでいただけに、1年での退団は残念でした。
そのジャスティン・ボーアがNPBでの体験を活かすべく、再びメジャーへの挑戦の機会を得ました。サンフランシスコ・ジャイアンツとマイナー契約を結んでいます。
Let’s go! https://t.co/t2DUEsw0IW
— Justin Bour (@bour41) March 5, 2021
マイナーキャンプからスタート
メジャーでの実績も十分なジャスティン・ボーアですが、今回のスプリング・トレーニングはNRI(Non Roster Invitee)ではありません。キャンプも4月1日のマイナースタートです。
【ジャイアンツのアフィリエイト】
- Triple-A: サクラメント・リバー・キャッツ(Sacramento River Cats)
- Double-A: リッチモンド・フライング・スクォーロルズ(Richmond Flying Squirrels)
- High-A: ユージーン・エメレルズ(Eugene Emeralds)
- Low-A: サンノゼ・ジャイアンツ(San Jose Giants)
現地2021年3月5日時点ではまだどのレベルからのスタートかは不明ですが、トリプルAかダブルAで、おそらくトリプルAに入るのではないかと思われます。
ブランドン・ベルトの離脱
今回、ジャイアンツと契約に至った背景には1Bのブランドン・ベルトの離脱があります。
NON-COVID で離脱
ブランドン・ベルトですが、いささか心配です。ジャイアンツ側はブランドン・ベルトが「病気である」ことを明かしていますが、それが”NON-COVID19″であることだけは名言しているものの、病名は明らかにしていません。
突然の病気離脱で言えば、当時インディアンスに在籍していたカルロス・カラスコのルキミアにより、命の危機にさらされました。
ジャイアンツはとても神経質に気を配っている状況が非常に気になります。大病でなければよいのですが。
2020年10月にかかとの手術
なお、ブランドン・ベルトは2020年10月にかかとを手術。オープニングデーまでには間に合うリハビリスケジュールでした。
2020年には打率.309、OBP .425、SLG .591、HR 9、RBI 30を上げた攻撃のキーマンの1人だけに気になります。
ジャスティン・ボーアの2020年
ジャスティン・ボーアは2020年、阪神で99試合に出場。打率.243、OBP .338、SLG .422、HR 17、RBI 45をマーク。NPBでのいやらしい責められ方をぜひメジャーで活かして羽ばたいてもらいたいと思います。
お読みいただき、ありがとうございました。
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