スポンサーリンク

【MLBポストシーズン2020】NLCS_Gm1はブレーブスが9回に4得点を奪い、1勝目

ドジャース、後半の不安が現実化

 現地2020年10月12日、いよいよ楽しみなNLCSが始まりましたね。

 ドジャースとブレーブスの地区優勝同士の対戦は、まずはブレーブスに軍配が上がりました。

Game1にマックス・フリード

 先発はドジャースがウォーカー・ビューラー、ブレーブスがマックス・フリード。ブレーブスはポストシーズンの1戦目はマックス・フリードですね。

 ドジャースとの1戦目にフリードを起用するのはやはり大きな意味があると思っていて、それはムーキー・ベッツの加入で左打者偏重がやや緩和されたドジャースですが、とは言え、勝ちに行くゲームではどうしても左の好打者を並べざるを得ません。その初戦にマックス・フリードを当てることでシリーズ全体の打線の調子を狂わせることが出来るかもしれないという大きなメリットも抱えての起用とも見ていました。その結果は?

マックス・フリード、6回9SO

 マックス・フリードがそもそもいい投手であるということもありますが、やはりいい結果を出しました。

 なんとマックス・フリードは6回の深いイニングまで投じ、96球を投げて、被安打が4、失点1、与四球2、奪三振が9!QS(Quality Start)でした。

ビューラーは5BB

 ドジャース先発のビューラーも好投。5回、100球、被安打3、失点1、与四球5、奪三振7。ビューラーはブレーブス打線に慎重になったのか、与四球5というのが5回で降板した要因となってしまいました。できれば、6回までは投じて欲しかったというのがデーブ・ロバーツ監督の本音でしょう。

 両先発はともに1被弾。

フレディー・フリーマンが先制HR

 ブレーブスにとっての朗報ですが、当たっていなかったチームリーダーのフレディー・フリーマンが1回表に先制のソロHRを放ちました。今後、ブレーブスにとって良い要素になりそうですね。

キケ・ヘルナンデスが同点HR

 0−1とリードを許したドジャースは5回裏、先頭のキケ・ヘルナンデスがマックス・フリードが得意とするカーブを叩いて、同点HR。3球続きましたからね。

 ドジャースはさあ、これから反撃というところでしたが、ブレーブスのリリーバーが立ちはだかりました。

ブレーブス、パーフェクトリレー

 マックス・フリードが降板した後、ブレーブスはクリス・マーティン、ウィル・スミス、マーク・マランソンが1イニングずつつなぎ、しかも3人でランナーを一人も出さないパーフェクト・リレーを披露。これではドジャース打線も手が出ません。

 さすがのブルペンでしたね。

ブレイク・トライネンが捕まる

 一方、ドジャースの方はビューラーが降板した後は、ブラスター・グラテロルが1イニング、ダスティン・メイが1.2イニング、ビクター・ゴンザレスが0.1イニングとここまではスコアレス・リレーを達成。 

 やはりダスティン・メイをブルペンに持って来ましたが、登場が早すぎる!

 9回表、ブレイク・トライネンが登板。先頭のオースティン・ライリーを2球で追い込みながらも、決めきれず、最後は得意のツーシームを投じたのですが、それをいとも簡単にHRにされ、あっさりと勝ち越し点を献上。

 つづく、アクーニャも2球で追い込みながらも、またしてもツーシームを運ばれ、二塁打。なんとか1アウトを奪うも、マーセル・オズーナにタイムリーを打たれ、スコアは3−1に。トライネンはここで降板。

 つづくジェイク・マギーは2アウト目を奪うも、オジー・アルビーズに2ランHRを打たれ、スコアは5−1に。スワンソンを三振に仕留め、これでチェンジ。 

 9回裏、ブレーブスのマウンドにはマーク・マランソン。ドジャースは何度も対戦している投手ですが、三者凡退に仕留められゲームセット。

 ブレーブスが5−1で初戦をものにしました。

ロバーツ監督、どうもリレーがうまくいかず

 8回を終えて勝ち越していなかったため、ロバーツ監督はケンリー・ジャンセンの登板を見送ったようです。

 ブレーク・トライネンも打たれれば仕方ありません。次に切り替えるしかありません。ただ、ダスティン・メイを後ろで使うなら、ジャンセンへのセットアップではないか?などと思ってしまいます。外野の素人が余計なことを言ってはいけないのですが・・・。

 なんとかGame2以降はプランを練ってもらいたいなと思います。そうでなければ、接戦ならかなりの確率で落とします。

 ドジャースのGame2の戦いぶりを見てみたいと思います。

 お読みいただき、ありがとうございました。 

コメント

スポンサーリンク

NEW

【MLB2025FA】ブルージェイズ、サイ・ヤング賞3度受賞のマックス・シャーザーを獲得!
【MLB2025FA】カルロス・エステベスはロイヤルズに決定!2年契約で合意
【MLB2025FA】カービー・イェーツ、ドジャースと1年/13Mドルで合意!LADはスーパー・ブルペンが誕生!
【MLB移籍2025】カブス、ライアン・プレスリーをトレードで獲得
【発表!】MLB 2025トップ・プロスペクト・ランク100!佐々木朗希が1位!ローマン・アンソニーが2位!
【MLB2025】小笠原慎之介投手がナショナルズと2年契約へ
【MLB2025FA】ブレーブス、ジュリクソン・プロファーと3年契約でサイン
【MLB2025FA】ガーディアンズ、ポール・シーウォルドと1年プラスオプションでサイン!
【MLB2025HOF】イチロー選手が野球殿堂入り!CC・サバシア、ビリー・ワグナーも揃ってHOFへ
【MLB2025FA】ブルージェイズ、アンソニー・サンタンデアを獲得!オプトアウトありの5年契約でサイン
【MLB2025FA】またしても!ドジャースが注目FAリリーバーのタナー・スコットと4年契約で合意
【MLB2025FA】アスレチックスがホセ・ルクラクと1年契約!TEXの2023 WS制覇に貢献
【MLB2025】阪神・青柳晃洋投手はフィリーズとマイナー契約へ
【MLB2025】佐々木朗希投手はドジャースに決定!契約延長での上書きは当分なし!
【MLB2025FA】メッツがジェシー・ウィンカーと再契約!右投手との対戦に期待
【MLB契約2025】破格の契約となった桐朋・森井翔太郎選手!アクーニャ、ソト、佐々木らと同じ国際FAでの契約
【MLB2025】期限は現地1/23!佐々木朗希投手はまもなく決定!サイニング枠の全額投入の可能性も!
【MLB2025FA】堅実な選択!マリナーズがドノバン・ソラーノと1年契約でサイン
【MLB2025】2年前はNPBを模索!A’sのブレント・ルッカーが5年の延長契約を勝ち取るまで
【MLB2025FA】ブルージェイズが直近2年で大躍進したジェフ・ホフマンと3年/33Mドルでサイン!
【MLB2025FA】オリオールズがアンドリュー・キットリッジと1年契約で合意!ブルペン強化へ
【MLB2025FA】ロイヤルズ、またも強固なローテーションを構築!マイケル・ローレンツェンと再契約!二刀流復帰はあるか!?
【MLB2025FA】地元で投げる!クリス・マーティンがレンジャーズと1年契約で合意
【MLB2025FA】ジャスティン・バーランダーがNLウエストのジャイアンツと1年契約で合意
【MLB移籍2025】レッズ、ドジャースからギャビン・ラックスをトレードで獲得
【MLB2025FA】3Bのヨアン・モンカダにブルージェイズ、カブス、マリナーズらが関心を寄せる
【MLB2025FA】20シーズン目へ!ジャスティン・バーランダーは故障が癒え、ディール成立待ち!
【MLB2025FA】オリオールズがチャーリー・モートンを獲得!1年/15Mドルで合意
【MLB2025FA】ホワイトソックスがユーティリティーのジョシュ・ロハスと1年契約で合意
【MLB2025】マイケル・ソロカに期待!2024年はチーム状態が悪すぎて0勝10敗もリリーフとしてのERAは2.75
タイトルとURLをコピーしました