心強いローテーション右腕が復帰へ
パドレスにとって、心強いニュースが入ってきました。
現地2020年10月3日、ESPNの情報によりますと、サンディエゴ・パドレスはドジャースとのNLDSに右肘痛で戦列を離れていたマイク・クレビンジャーを復帰させることを明らかにしました。
クレビンジャー、9月23日以来の登板へ
マイク・クレビンジャーは8月31日のトレードデッドラインでパドレスに移籍しました。移籍の経緯は下のリンク記事にまとめております。
パドレスでは9月3日から9月23日の間で4試合に登板。クレビンジャー個人の成績は2勝1敗、ERA 2.84。クレビンジャーが登板した4試合のパドレスの勝敗は2勝2敗でした。
右肘痛も、スローイングセッションはOK
マイク・クレビンジャーが傷めていたのは、右肘。右肘痛という情報のみで詳細は出ていなかったのですが、一時的な炎症であって欲しいなと思います。
報道ではワイルドカード・シリーズ中も調整しており、スローイング・セッションを行った結果、違和感なく投げられたという明るいニュースもありましたので、NLDSでは大丈夫であると祈るばかりですね。
なお、マイク・クレビンジャーはシーズン前に膝の半月板を手術していましたが、そこに関しては問題はありません。
パドレスはブルペン総動員という状態でワイルドカード・シリーズGame3を戦いましたから、彼の復帰は大きいですね。
ディネルソン・ラメットは厳しそう
もう一人、戦列を離れているディネルソン・ラメットですが、右腕の上腕二頭筋を傷めており、9月25日のジャイアンツ戦以降は投げていません。
ディネルソン・ラメットは今季12試合に先発し、3勝1敗ながら、ERAは2.09を誇り、彼が投げた12試合で、パドレスが勝利したのは10試合。もう福の神のような存在です。
ゆえに彼が戦列に復帰すると、非常に頼もしい限りなのですが、回復具合の報道を複数当たるも、どうも厳しそうと言うしかありません。あるソースでは現地10月2日、金曜日にキャッチボールを行ったということでしたが、それ以上のブルペン・セッションだとか、BPライブセッションなどを行ったかどうかは定かではないことから、軽いキャッチボール程度しか行えていないのではないか?と推察します。
パドレスのNLDSローテーション
パドレスの現時点でのローテーションは、クリス・パダック、ザック・デイビーズの若いNO.1、2に加えて、元エンゼルスのギャレット・リチャーズ、そしてマイク・クレビンジャーと4名で回すものと思われます。
パダックとデイビーズはワイルドカード・シリーズのGame1、2で登板しましたから、ギャレット・リチャーズを1戦目に持ってくるのか、あるいはまたパダックを起用するかは、不明です(現地2020年10月3日時点)。
ドジャースのローテーション
一方のドジャースですが、ワイルドカード・シリーズはウォーカー・ビューラー、クレイトン・カーショウで2連勝しました。
ドジャースのローテーションは他にもフリオ・ウリアス、アレックス・ウッド、そしてダスティン・メイもおります。
ダスティン・メイは9月10日のDバックス戦でカムバッカーを右足に受け、1イニングでゲームを退きましたが、骨には異常なし。それ以降はリリーバーとして3試合に登板。5.1イニング、5.0イニング、4.0イニングとロングリリーフでしたので、スターターとしてももちろんOKです。ひょっとしたら、開幕戦同様にメイをNO.1にもってくるかもしれませんね。
パドレスとドジャースはナ・リーグ西地区のライバル同士。クレビンジャーの復帰でパドレスは戦力的にもかなりいいラインとなってきました。この対戦はヒートアップしそうですね。
お読みいただき、ありがとうございました。
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