トラウトがまたマイルストーンを通過
現地2020年9月5日、アストロズとのダブルヘッダーのGame1でマイク・トラウトが今季15号となる2ランHRを放ち、キャリア通算300HRを達成しました!
Congratulations!
エンゼルスのフランチャイズレコード
マイク・トラウトの記念すべき300号HRは、それまでエンゼルスのフランチャイズ・レコードとして記録されていたティム・サーモン(1992-2006)の299HRを上回ることとなり、新たなフランチャイズ・レコードとなっています。
ティム・サーモンとは
そのティム・サーモンですが、ある意味でミスター・エンゼルスと呼んでもよいような象徴的な存在です。1993年にROY(Rookie Of the Year)を受賞、1995年にシルバースラッガー賞を受賞。キャリア通算1,674安打、HR 299、RBI 1,016、打率.282、OBP .385、SLG .498、OPS .884。
なんと言っても2002年のエンゼルスのワールドシリーズ・チャンプに大きく貢献。これがファンの心に強く残っています。
ティム・サーモンは1968年8月24日生まれで、現在52才。現役最後の年は37才。
マイク・トラウトは1991年8月7日生まれで、29才を1ヶ月過ぎたところですから、いかに早く300HRに到達したかがよくわかります(ティム・サーモン、引き合いに出してごめんなさい)。
300HRクラブにようこそ!
また、マイク・トラウトの300HRはメジャー史上151人目の達成で、30才に達する前に到達したのは史上16人目の快挙になります。
盗塁も通算201
なお、マイク・トラウトは現地8月15日のドジャース戦で今季初盗塁を決めており、通算盗塁数は201。さすがに盗塁数は年々減ってきてはおりますが、長打力に加えて、走力も証明している点もすごいですね。今季、走力はもっぱら守備に傾けているようです。
トラウト、ギア・アップ!Game1では3−3
ダブルヘッダーのGame1では第1打席では二塁打、第2打席でHR、第3打席で再び二塁打。最終回の7回裏には先頭打者として四球を選び、サヨナラのきっかけを作りました。このゲームの成績は3−3。
ちなみにトラウトの1回裏の第1打席の二塁打をホームに迎え入れたのは大谷選手のタイムリー・シングル。先制点となりました。
- Game 1 Score (LAA 10, HOU 9) 7イニングで終了
Game 2
なお、この日はエンゼル・スタジアムでの開催でしたが、Game2はベンチは変わらずにエンゼルスがロード、アストロズがホームという変則設定となりました。スケジュールの関係です。Game2では2打数1安打でした。
- Game 2 Score ( LAA 7, Astros 6) 7イニングで終了
エンゼルスはダブルヘッダーに連勝しました。
15HRは両リーグ合わせてトップ
トラウトのGame1での15号HRは現地2020年9月5日時点で両リーグ通じて単独トップ。ブルージェイズのテオスカー・ヘルナンデスが好調ですね。
【HR数ランク-両リーグ】現地2020年9月5日時点
- マイク・トラウト(LAA):15
- テオスカー・ヘルナンデス(TOR):14
- フェルナンド・タティス・ジュニア(SDO):14
- ホセ・アブレイユ(CWS)、ムーキー・ベッツ(LAD)、ネルソン・クルーズ(MIN)、ルーク・ボイト(NYY):13
マイク・トラウト、今季もMVPの投票に名を連ねそうですね。
お読みいただき、ありがとうございました。
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