ナッツ、課題のクローザーを獲得
こんにちは。
今月末のトレード・デッドラインに向けて動きが活発化してきました。
現在ナ・リーグ東地区を順調に走っているナショナルズですが、ポストシーズンに向けブルペン強化に出ました。
ナッツGet
現地2017年7月16日、オークランド・アスレチックスから、右腕のライアン・マッドソン(Ryan Madson)と左腕のショーン・ドゥーリトル(Sean Doolittle)を獲得することになりました。
アスレチックスGet
ナショナルズからアスレチックスへは、ブレーク・トライネン(Blake Treinen)と左腕のプロスペクト、ヘスス・ルザルド(Jesus Luzardo)、プロスペクトの3B、シェルドン・ヌース(Sheldon Neuse)が動きます。
ライアン・マッドソンとは
ライアン・マッドソンは今季36才のベテラン右腕。もうすでに40ゲームを投げています。2勝4敗、2.06ERA。MLB12年のキャリアでリリーフとしての登板では、ERAが2点台から3点台の年が大半であるという安定した成績を残している右腕。信頼がおけます。
ショーン・ドゥーリトルとは
ショーン・ドゥーリトルは今季30才の左腕。今季はここまで23試合に登板。21.1イニングを投げ、奪三振が31という流れを断ち切ることの出来る左腕です。
メジャー6年のキャリアERAが3.06というこれまた安定した数字を残しています。
ブルペンのERAがメジャー・ワーストだったナッツ
今回、ナッツが2人のリリーバーを獲得した背景は、現在のリリーバーのERAの悪さがあります。
ナッツのリリーバーのERA5.31(現地2017年7月16日現在)は、メジャー30球団の最下位。
ちなみにもっとも優秀なブルペンはインディアンスで、ERAが2.91。
これではさすがにいいスターターが居て、いいバッターが居ても非効率です。先行逃げ切りはさすがにシーズン終盤に疲弊しますので、どうしてもブルペンを強化する必要がありました。
ブレイク・トライネンが結果出ず
シーズン開始当初は今回A’sにトレードされるブレーク・トライネンがクローザーを任されるプランだったのですが、どうもうまく行きませんでした。37試合登板でERAが5.73。
いい投手なのですが、直球よりもシンカーなど動くボールをメインで投げる投手なので、短いイニングよりもむしろスターターのほうがいいような気がします。
ずっとクローザーとブルペンに泣かされてきたナッツ、今年こその思い出WS進出を目指します!
現地16日のゲームではレッズに快勝しています。
お読みいただき、ありがとうございました。
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