2020年の個人マイルストーンは?
例のアリゾナの5月開催はかなり反響があったようで、少しでも試合数を多くしたいMLBにとっては本来は朗報のはずが、あまり強引に開催を唱えられない社会情勢からか少しトーンダウンした声明を出しましたね。
そんな中、やはり気になるのが個人成績。2020シーズンがいつから始まるか?によって、蓄積型のHR数、安打数、勝利数、盗塁数などに影響があります。
本日はそういった個人のマイルストーン(節目)となる個人成績をまとめてみました。まずは打者のマイルストーンから見てみたいと思います。なお、スタッツは現地2020年4月8日時点、つまりまだ2020年が開幕していない段階での数字です。
打者
これぞ蓄積型というHR、安打数、RBI(打点)、SB(Stolen Bases 盗塁)にフォーカスしていました。
HR
現役最多HRはエンゼルスのアルベルト・プホルズの656本ですが、2位はミゲル・カブレラの477本。3位がエドウィン・エンカーナシオンの414本、5位がネルソン・クルーズの401本。FAのホセ・バティスタの344本などがありますが、あくまで現役でそれに次ぐマイルストーンを持っているのがライアン・ブラウンの344本です。
350HR
- ライアン・ブラウン(ブルワーズ):344 →あと6
300HR
マーク・レイノルズはホセ・バティスタと同じ扱いでも良いかとも想いましたが、あと2本で300HRということでこちらに記載しました。
そして、マイク・トラウトが早くも300本が見えています。ロンゴリアもあと3です。
- マーク・レイノルズ(FA):298→あと2 ※2019/7/26にCOLからリリースされている。
- ジャスティン・アップトン(エンゼルス):298→あと2
- エバン・ロンゴリア(ジャイアンツ):297→あと3
- クリス・デービス(オリオールズ):295→あと5
- マイク・トラウト(エンゼルス):285→あと15
- ジョーイ・ボット(レッズ):284→あと16
250HR
コツコツと蓄積してきたハンター・ペンスもあと8というところ。
- ポール・ゴールドシュミット(カージナルス):243
- ハンター・ペンス(ジャイアンツ):242
200HR
ドジャースのコーリー・シーガーの兄のカイル・シーガーも今季開催で怪我がなければ達成しそうです。
- カイル・シーガー(マリナーズ):198
- ブライアン・ドージャー(パドレス):192
- ラッセル・マーティン(ドジャースからFA):191
- ジャスティン・スモーク(ブルワーズ):191
- ニック・マーケイキス(ブレーブス):188
- アレックス・ゴードン(ロイヤルズ):186
HITS
安打数です。ブレーブスのニック・マーケイキスが素晴らしいスタッツなのですが、2500まで届くかどうか。開催試合数次第という微妙なラインです。
2,500 Hits
- ニック・マーケイキス(ブレーブス): 2,355
2,000 Hits
モリーナは7月開催なら達成しそうです。2000安打まであと36安打!
- ヤディアー・モリーナ(カージナルス): 1,963
- メルキー・カブレラ(FA):1,962
- アダム・ジョーンズ(オリックス): 1,939 ※日米通算で
- ライアン・ブラウン(ブルワーズ):1,933
- ジョーイ・ボット(レッズ):1,866
1,500 Hits
フレディー・フリーマン、うちすぎですね(笑)。もう1,500が見えています。
- フレディー・フリーマン(ブレーブス):1,451
- エリック・ホズマー(パドレス):1,451
- ジェイ・ブルース(フィリーズ):1,432
- イアン・デズモンド(ロッキーズ):1,432
1,000 Hits
アンソニー・レンドンが1,000安打まであと6!です。こちらはここにあげた4名は達成できそうなラインです。
- アンソニー・レンドン(エンゼルス):994
- マット・ウィータース(カージナルス):989
- ジャスティン・ターナー(ドジャース):983
- ムーキー・ベッツ(ドジャース):965
盗塁
フィリーズの二人が節目を迎えます。200盗塁なるか。そして個人的に好きなビリー・ハミルトンにはなんとか達成してもらいたいです。300盗塁まであと1つ。
- ビリー・ハミルトン(ジャイアンツ):299
- ブレット・ガードナー(ヤンキース):267
- アンドリュー・マッカッチェン(フィリーズ):187
- ジーン・セグラ(フィリーズ):181
投手
投手部門です。
勝利数(Wins)
250Wins
コロンはMLBに復帰しないとカウントされない数字ですが、250勝まであと3つ。今季は難しいでしょうか。
- バートロ・コロン(メキシカンリーグ):247
200 Wins
レスターの200勝は今季の試合数次第ではありますが、達成は難しいかもしれません。
- ジョン・レスター(カブス):190
150 Wins
- アービン・サンタナ(FA):149
- リック・ポーセロ(メッツ):149
100 Wins
- ジェイソン・バルガス(FA):99
- コーリー・クルーバー(レンジャーズ):98
- ランス・リン(レンジャーズ):98
- イアン・ケネディー(FA):97
- ジョーダン・ジマーマン(タイガース):95
- ゲリット・コール(ヤンキース):94
- チャーリー・モートン(レイズ):91
奪三振(Strike Outs)
- クレイトン・カーショウ(ドジャース):2,464
- ジョン・レスター(カブス):2,355
- デービッド・プライス(ドジャース):1,981
- アービン・サンタナ(FA):1,926
IP(Inning Pitched)
- ジャスティン・バーランダー(アストロズ):2,982 IP→3,000 IPまであと18.0
- ザック・グレインキ(アストロズ):2,872.0 IP→3,000 IPまであと128.0
- エドウィン・ジャクソン(Dバックス):1,960 IP→2,000 IPまであと40.0
- ジオ・ゴンザレス(ホワイトソックス):1,901 IP→2,000 IPまであと98.7
- ブレット・アンダーソン(ブルワーズ):997.1 IP→1,000 IPまであと2.2
- カイル・ヘンドリックス(カブス): 966 IP→1,000 IPまであと34.0
Save
- アロルディス・チャップマン(ヤンキース): 273→300SVまであと27
- マーク・マランソン(ブレーブス):194→200SVまであと6
- ドリュー・ストーレン(フィリーズ): 99→100SVまであと1
- ライセル・イグレシアス(レッズ):98→100SVまであと2
- ヘクター・ロンドン(Dバックス):92→100SVまであと8
今季の試合数次第で左右される個人のキャリアスタッツでした。
お読みいただき、ありがとうございました。
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