順調!次なるステージの投手と
現地2020年2月24日、MLBスプリング・トレーニングのゲームでタンパベイ・レイズの筒香嘉智選手(Yoshitomo Tsutsugo)が、初HRを放ちました!
順調そうで何よりです。やはり打席での構えがもうモノが違うという雰囲気がありありと見えているので、このままうまく行ってもらいたいですね。
5番DH
外野が大混戦のレイズ。あのレイズが今オフ、どうしてこんなに外野手を獲得したのか?というくらいレベルの高い選手が揃っている中、筒香選手は5番DHで出場。ケビン・キャッシュ監督としてもスプリングトレーニングですから、筒香選手を守備につけて試したいところでしょうが、いかんせん詰まっているという状態。DHとしての適性も含めて見ているところかと思います。
グレープフルーツ・リーグのレッドソックス戦でしたが、この日は外野のスターターとしてケビン・キアマイアーがCF、マニュエル・マーゴットがLFでリードオフ、ハンター・レンフローがRFで4番を打ちました。
BB→HR
筒香選手の第1打席はストレートの四球。4回の第2打席は2アウトランナーなしからの一発でした。イニングのリードオフとしてジーマン・チョイがCF前ヒットで出塁するも、つづくハンター・レンフローがSSゴロダブルプレーでチャンスを潰した後という状況だったので、チーム全体の粘りの意味でも価値のある一発でした。しかも逆方向。
メジャー左腕 J・スプリングスからの一発
この日の対戦相手のレッドソックスはメジャー主力はツインズと対戦(BOS 2 @ 3 MIN )。レイズとの対戦はメジャーロスターではないけれども、スプリングトレーニングでメジャーキャンプに招待されているNRI(Non Roster Invitee)の選手が中心でした。
第1打席に対戦したのはタナー・ハウキ※(Tanner Houck)。23才の右腕で、2017年アマチュアドラフト、レッドソックス1巡目指名。2019年はトリプルAまで行った投手。※フックの表記かもしれません。
第2打席に対戦し、HRを放ったのはジェフリー・スプリングス(Jeffrey Springs)から。27才の左腕でレンジャーズでリリーバーとして登板。2018年は18試合、2019年は25試合に登板。
メジャー経験のある左腕から一発を放ち、結果を出せたのはよかったと思います。ジェフリー・スプリングスは2019年はMAX95.9mph(154.33kmh)を記録。年間でファストボールの平均は92-93mph(148.06-149.66kmh)というところの投手です。
これから95mphオーバーの左腕などと対戦
とにかく、幸先のよい滑り出しでよかったです。2020シーズンは3月26日に全クラブ一斉開幕。前年よりも早い開幕でこれから3月に入り、化け物級が登場してきます。左腕でファストボールが常時95mphをヒットする投手、どう考えてもバットが届かないスライダーを投げる左腕投手。そして100mph右腕、カットボーラー、ツーシーマーなど。
筒香選手はこういった投手達との対戦を待ち望んでいたと思うので、とにかく高いレベルでの対戦をじっくり味わってもらいたいなと思います。
筒香選手はスプリングトレーニング2試合を経験し、2打数2安打、2BB、打率1.000、HR 1。
レッドソックス、ニシオカとは?
この日、レッドソックスはDHのルスネイ・カスティーヨに代わって途中から”Nishioka”をDHで起用。どういった選手かと思い調べてみると、ハワイ出身の日系人の選手で、タナー・ニシオカ(Tanner Nishioka )。2017年9巡目指名の内野手兼外野手です。25才。
お読みいただき、ありがとうございました。
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