またPEDS
2018年3月29日の開幕まであと10日を切りましたが、開幕前にツインズに痛いニュースが。
現地2018年3月18日、ツインズのSS、ホルへ・ポランコ(Jorge Polanco )が 開幕から80試合の出場停止処分となりました。理由はまたしてもPEDS(Performance Enhacing Drugs)、つまり禁止薬物の使用です。
ホルヘ・ポランコとは
ドミニカ共和国出身、24才のホルへ・ポランコは2017シーズン、133試合に出場。ツインズの正SSとして活躍。打率.256、HR13、RBI 74、盗塁13の成績を残しました。
シーズン途中に祖父が亡くなったりしたので、そのショックからか夏前に調子を落としましたが、8月以降は残り55ゲームで打率.316、HR10、42RBIを残す活躍ぶり。シーズンの成績の顕著な部分をこの時期に記録したことになります。
そういった爆発力も含めて大いに期待されていたのですが、残念なニュースとなりました。
カバーはエデュアルド・エスコバー
ツインズはもともとエデュアルド・エスコバーという内野手がいて、ポランコとともにSSを守っていたような状況でしたので、今回の穴埋めではエスコバーをメインで使うことになりそうです。エスコバーは超ユーティリティで、昨シーズンはキャッチャーも守ったことがあります!
ベンチのプランが台無しに
ツインズとしてはミゲル・サノがスネを手術してまだ復帰途中で、本調子ではないので、本来ならエスコバーを3B、ポランコを2Bという布陣で使いたかったと思いますが、それが出来なくなりました。
厚みを持たせるために、ベテラン内野手のエリック・アイバーを上げる見込みです(すでにカクタス・リーグでは出場済み)。
打線の影響としては、今オフFAでローガン・モリソンを獲得しているので、SPEC的な要素で見れば今のところは大幅な落ち込みはなさそうです。
根深いPEDS
PEDSの使用ですが、なかなか根が深いです。何がなんでもポジションをキープして大金を掴むんだというハングリー精神がちょっと裏目に出ています。必死さはヒシヒシと伝わってくるのですが、むしろ損をしてしまうリスクを考慮してほしいなとは思います。
日本の一般人並みに背が小さいにもかかわらず、野手NO1かと言われるくらいに活躍している選手もいますが、その選手は人一倍疲労度も激しいはずなのに、この問題は一切出てきません。いい見本もあるのですから、止めてもらいたいですね。
お読みいただき、ありがとうございましたm(_ _*)m
コメント
ポロンコは釈明してますので、私は彼を信じようと思います。(笑)
コメントありがとうございます。
WCに出場できたのもポロンコの活躍が大きかったので、そうであって欲しいと思います。