クイズ番組の最後の点数か!?
MLBのスケジュール組みは近隣同士の方が盛り上がるという考えをもとに組んでいます。
よって同地区内で対戦ケードは自然と多くなるのですが、2019年は極端なスケジュールが多いシーズンでもありました。
その極めつけがカージナルスとカブス。
9/19から4連戦、最終カードも
2019年のスケジュールはほとんどが9月29日で終了。雨のリスケが入るかもしれませんが、ほぼ29日で終了です。
9月19日から残り10日で、なんとカージナルスとカブスの直接対決が7試合も組まれているんです!
- 9/19 -9/22 : カージナルス@カブス (4連戦)
- 9/27-9/30 : カブス@カージナルス(最終戦 3連戦)
これはもはやクイズ番組で最後の点数だけ100点とか倍とかそれまでの戦いを無にするような高得点で逆転を呼び込むのと同じ要素が含まれているではないですか!?(そんなインチキなものではありませんが)
このスケジュールを組んだ人を天才と見るべきか、あるいは適当すぎると見るべきか。いずれにせよ、ナ・リーグ中地区は死にものぐるいということになります。
カージナルス、投打が機能
現地2019年9月13日、決戦を7日後に控えたカージナルスは3位ブルワーズと対戦。
【カージナルスの残りカード】
- 9/13-9/15 : ブルワーズ@カージナルス
- 9/16-9/18: ナショナルズ@カージナルス
- 9/19 -9/22 : カージナルス@カブス (4連戦)
- 9/23-9/25 :カージナルス@ダイヤモンドバックス
- 9/27-9/30 : カブス@カージナルス(最終戦 3連戦)
アダム・ウェインライトが2ヒットシャットアウト
そのGame1ではアダム・ウェインライトが登板。
ブルワーズ相手に6回を2ヒッター、シャットアウト。奪三振7を奪う好投を見せました。
その後もライアン・ヘルスリー、ドミニク・レオン、ヘネシス・カブレラが無失点でリレーし、ブルワーズの連勝を7でストップ。
またポール・ゴールドシュミットがグランドスラムと3ランの2本のHRを放ち、チームの勝利に貢献しました。大きいですね。
カブスは打線が乗ってきました!
そしてカブスですが、現地2019年9月13日のパイレーツ戦では16安打、17得点の猛攻。
ジョン・レスターが13勝目を上げました。
バイエスがいませんが、ルーキーのホーナーがこの日も2安打を放ち、役割をは果たしています。
順位表
現地2019年9月13日終了時点で両チームの勝敗は以下の通り。
- カージナルス:83-64
- カブス:79-68 (ゲーム差4.0)
- ブルワーズ: 78-69
カブスはパイレーツ相手にここまノー・マーシーで行くしかありません。おそらくカージナルスも負けないでしょう。
3位ブルワーズですが、ここでカージナルスに3連敗でもしてしまうとあとはパドレス、パイレーツ、レッズ、ロッキーズ戦でカージナルスともカブスとも直接対決がなくなりますから相手待ちになってしまい、勝つしかないをどれだけ継続できるか、ちょっとしんどいですね。
仮にカージナルスとカブスが星のつぶしあいをすればまだ芽がでてきます。
非常に面白いナ・リーグ中地区です。
お読みいただき、ありがとうございました。
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