通算4度目のシーズン200Kも達成
このゲームが始まる前の現地11日、ナ・リーグ中地区ライバルのブルワーズの強烈な追い上げにより77勝68敗と勝率で並ばれたカブス。
ワイルドカード枠においても2枠目で並ばれています。
残り20試合を切り、1敗差の追い上げがとても苦しくなる時期に入っています。
つまり負けられない戦いが続いているわけですが、そのカブスを救ったのはダルビッシュ投手(Yu Darvish)でした。
ダルビッシュ投手、圧巻の6回2ヒッター14K
現地2019年9月12日のパドレス戦、ダルビッシュ投手は立ち上がりの2イニングを三者連続三振を含むパーフェクトという内容でゲームイン。
3回裏に初ヒットを許すも無得点。4回は三者凡退で中盤への入りも完璧。
5回裏、やや制球が乱れて2つの四球を出すもアウト3つは三振。6回裏は先頭のグレッグ・ガルシアに三塁打を浴びるも後続を三振三振に仕留めるしびれる投球。
ダルビッシュ投手は6回110球を投げ、被安打2、無失点、与四球2、奪三振14という素晴らしい投球でゲームメイクしました。
カブス打線、しぶく加点
カブス打線は初回、クリス・ブライアントの犠牲フライで1点を先取。
4回表には四球とシングルで出塁したランナーをイアン・ハップがシングルで還し2点を追加し、3-0。
7回表には二塁打で出塁したジェイソン・ヘイワードをイアン・ハップが送りバント。これが1塁もセーフになり、ベン・ゾブリストのダブルプレー崩れの間に1点を奪い、4-0 。
9回裏、ローワン・ウィックが1点を返されるも逃げ切りに成功。
カブスが4−1でパドレスに勝利。これでこの4ゲームシリーズを2勝2敗のタイで終わらせることができました。
カブス、ワイルドカードレースに踏みとどまる
この勝利で78勝68敗としたカブス。ブルワーズに差をつけたいところでしたが、ブルワーズも連勝を6に伸ばし、差はつきませんでした。
ワイルドカード・レースはブルワーズと2位タイです。
ダルビッシュ投手のシーズン最多Kは277
さて、キャリア通算4度目のシーズン200奪三振を記録したダルビッシュ投手ですが、シーズン奪三振のキャリアハイは2013年の277。このシーズンは209.2イニングでこの数字でした。
今季はこのゲーム終了時点で163.1イニングで204奪三振。
卓越した後半戦の成績
ダルビッシュ投手の後半戦の成績はご覧のようにすごい数字になっています。
66.1 IPで93奪三振、6BB、.191 BAA(ダルビッシュ投手と対戦した打者の打率)、2.44 ERA、0.78 WHIP。
カブスファンから絶大な支持を集めております。
右前腕部のコンディショニングもギリギリの状態かもしれませんが、チームの機器を救う素晴らしい投球でした。
お読みいただき、ありがとうございました。
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